2回戦(カープ1勝1敗)
勝利投手 井納2勝
敗戦投手 森下1勝1敗
(C)-
(De)オースティン3号②
打点
(C)會澤①
(De)ロペス①宮崎①ソト①オースティン②
投手
※数字は自責点
(C)森下②-高橋樹-フランスア-中崎③-島内
(De)井納①-三嶋-石田-パットン-山崎
先発、森下は初回から失点し毎回走者を背負う投球で5回2失点。
打線は中盤と終盤の好機を活かせず1得点に留まる。
終盤の好機を逃した直後に中崎が試合を壊して惨敗。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月のオープン戦以来続いてきた無観客試合という異常事態も取りあえずは興行に関する自粛の緩和により今日で最後。
前回前々回と素晴らしい投球を見せてくれたルーキー・森下暢仁は今日は初回から失点を喫するなど不安定な投球に終止して5回までに122球も費やして降板となりました。
前回登板から異常気象による順延が重なり調整に苦しんでいるのが明らかでしたが、それでも何とか踏みとどまって5回まで投げぬいた点は評価されるべきでしょう。
コロナに災害レベルの長雨と不運に振り回されている彼ですが、次回は万全な状態での投球を期待したいと思います。
一方、堂林翔太のあまりにも劇的な本塁打により私もすっかり忘れていましたが…昨日は実に残塁数15を数え堂林のあの一発がなければ残塁のワースト記録を更新していた可能性があったほどここ最近は投手陣に負けず劣らず元気がない打線は、今日も昨日のような奇跡がない以外はほとんど変わらず拙攻に終始しました。
元々、エンジンがかかるのが遅く中盤からおっとり刀で得点する傾向が顕著ではありましたが今日は會澤翼の適時打による得点のみで以降が続きません。
堂林が首位打者に立ち、鈴木誠也も打率4割を超えるなど決して打てていない訳ではありませんが正直、その割には打線全体からは得点の匂いはさほど感じられないのが実情です。
鈴木誠也にしても数字の割には試合を左右する決定的な場面での強さは感じられず、打線全体としても好機になった途端に怯えて萎縮すらしているように見えます。
今日の7回裏の一打同点の好機で、高めの浮き球を見逃した後にあっさり空振りして三振ゲッツーとなった長野久義の無様極まりない醜態などはその最たる例でしょう。
はっきり言って本当の意味でこの打線を驚異だと思って相手投手は相対しているのかとすら思えてきます。
こういう見掛け倒しとも言える表面的な数字だけの打線では結局は先発が何とか堪えれば後は、こちらの貧相なリリーフが勝手に得点をくれるという今日のようなパターンに持ち込めるのですから、むしろ相手としては楽に勝たせてくれるチームにしか見えないのではないでしょうか?