2回戦(2勝)
勝利投手 中崎1勝
敗戦投手 清水2敗
セーブ投手 栗林2セーブ
(C)-
(S)-
打点
(C)曾澤②上本①松山②矢野①
(S)サンタナ①長岡①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良③-塹江-コルニエル-中崎-栗林
(S)高橋-清水③-嘉弥真①-エスパーダ
先発大瀬良は5回まで無失点も6回に崩れて3失点でノックアウト。
打線は7回裏に2点を返すと8回に上本、松山、矢野の連続適時打で4得点。
リリーフ陣は無失点で抑えて終盤での逆転勝利でカード勝ち越し3連勝。
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雨で2戦目が流れた開幕カード3戦目はチケットが入手しにくい状況が続いていた事が嘘のように内野も外野も空席が目立ついささか寂しい光景の中での試合をなりました。
まあ、それでも動員が2万人を超えているので十分に入っているのですが…。
先発の大瀬良大地は何とか要所を抑えて5回まで無失点の投球。
一方で、5番に上本崇司、久保修をプロ入り初スタメンと右打者を並べた打線は前回の試合と同様に相手先発の高橋奎二の前に好機らしい好機も作れないまま無得点。
前回はそれでも先発の床田寛樹が何とか耐えてくれましたが、スタミナに不安を抱える大瀬良ではそうもいきません。
案の定、6回表に四死球連発で自滅する形で3失点を喫してノックアウト。
こういう中盤で崩れる事が分かり切った投手が先発する試合で序盤で無得点という時点で既に敗北は確定したも同然でした。
しかし、結果的には終盤2イニングで6得点もあげて劇的な逆転勝利を収めたのですから勝負とは分からないものです。
しかも得点はいずれも2死からというのですから余計に驚きです。
チームでは残り僅かになったピンストライプ時代のユニフォームを着用した経験のある会澤翼と松山竜平の両ベテランに矢野雅哉と適時打を放った4人のうち3人がいずれも今季初安打。
特に松山は代打の切り札としての起用が多い中でなかなか安打が出なかっただけに本人もファンも安心したかと思えます。
開幕3連戦で好調だった小園海斗の勢いが止まりスタメンとしてコンスタントに安打を重ねているのが堂林翔太ぐらいという核になる選手が不在な打線にあってこういう活躍が出て来るのは何よりの事です。
もっとも、こういう展開は何度もできる物ではありませんし、まだ先発やリリーフが消耗していない今の時期ぐらいのものでしょう。
核となる選手がおらず、先発投手を打ち崩せない打線の状況に改善の見込みすらない以上苦しい展開は続くかと思います。
そうなると、今日のような平日ナイターの動員もますます厳しいものになるかもしれません。