12回戦(カープ5勝7敗)
勝利投手 二保1勝
敗戦投手 九里7勝6敗
(C)坂倉5号①林5号①
(T)サンズ18号①19号③大山12号①13号①
打点
(C)坂倉②林①
(T)梅野②近本①サンズ④大山②
投手
※数字は自責点
(C)九里⑤-高橋樹-塹江②-フランスア
(T)二保③-及川-アルカンタラ-馬場
先発、九里は初回から安定せず2本塁打を浴びる乱調で4回7失点。
打線は初回に坂倉の適時打で先制も以降は繋がりに欠けて3得点に留まる。
終盤も塹江が被弾し16被安打を浴びる大敗で連勝が5で止まる。
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両チームともユニフォームの袖に黒の喪章付けて行われた今日の試合。
これは今月、練習中に倒れた後現役選手のまま急逝した中日ドラゴンズの木下雄介氏を偲んでの事だそうです。
個人的には最初に彼の身に起きた事態について私が知ったのはドラゴンズファンである友人が大変心配をしていた事からでした。
育成から支配下登録を苦難の末に勝ち取りこれからという矢先で故障に苦しみながらも一軍定着を目指していた矢先で27歳の若さでの訃報は本当に無念ですし残念です。
また、残されたご家族や、私の友人含めてショックを受けているドラゴンズファンの方々の気持ちを考えるとやりきれない気持ちしか湧いてきません。
また、倒れたのが新型コロナウイルスのワクチン接種直後という事で様々な憶測も飛び交ってはいますが…まずはこの若くして世を去ったこの右腕に哀悼の意を捧げる事が大事かと思います。
昨日は攻守で理想的な展開を見せたカープでしたが、今日はその真逆で攻守ともに冴えない試合に終始した挙句、連勝もあっさりと止まってしまいました。
前半戦最後に2連勝を飾りながら、エキシビションマッチでは微妙極まりない投球に終始していた九里亜蓮は今日も初回からまったく安定感を欠いていました。
2回裏には四球を連発した挙句自身のエラーがきっかけにあっさり逆転を許すと以降は彼らしい闘志すらまったく見られませんでした。
それに加えて今日のスタメンマスクは曾澤翼の登録抹消以降は半ば九里の専属となり好成績を演出していた磯村義孝ではなく坂倉将吾という不可解極まりない起用。
今季の磯村は打撃においては壊滅的だった事に加えて昨日、坂倉将吾や松山竜平が活躍をした事もあったでしょうが、そもそもどれだけ打てても先発が試合を作れなければ何の意味もないばかりか、これまで試合を十二分に作り続けていたバッテリーを解体するのは合理的ではありません。
初回に昨日同様に幸先よく先制しながらその後は全く繋がらない打線同様にベンチも相変わらず持続性が欠けていると言わざるを得ません。
結局、結果も内容も素晴らしかった昨日は単なるフロッグに過ぎないという事でしょう。
まあ、何ともあっさり剥がれる「化けの皮」ですね…。