3回戦(カープ3敗)
勝利投手 柳1勝
敗戦投手 遠藤1敗
(C)-
(D)-
打点
(C)-
(D)阿部①
投手
※数字は自責点
(C)遠藤①-松本-黒原
(D)柳
先発、遠藤は先制点を許すも6回1失点の好投。
打線は柳の前に3塁すら踏めない拙攻で無得点。
リリーフ陣が無失点も最後まで得点できず今季初の完封負けで3連敗。
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巷では阪神がリーグワースト記録となる開幕9連敗を喫した事で話題のようですが…。
それに負けないぐらいこのチームもこの週末は大変悲惨な結末を迎えたと言って良いでしょう。
何しろ、開幕連勝の球団記録まであと2イニング抑えるまでだったにも関わらずベンチの愚かな判断ミスで初戦を落としてから、結局1試合も勝てずにカード3タテを許したのですから。
試合は相手先発が泣く子も黙るリーグ屈指の好投手である柳裕也である事から苦戦が予想されましたが思った以上に接戦には持ち込めました。
前回、試合展開の都合の為4イニングでマウンドを降りた遠藤敦志でしたが、今日は6回1失点と十二分に試合を作ったうえに後続の松本竜也、黒原拓未のルーキーコンビも無失点といずれも素晴らしい投球を見せてくれたからです。
それだけに一昨日、昨日ですっかり低い前評判通り姿に戻ってしまった打線の援護がなかったのは良そう通りとはいえ大変残念です。
もっとも、今日の柳との対戦を見るとむしろ3安打も出来た事の方が奇跡としか言いようがないぐらいでしたから今季に関しては恐らく彼からは1得点も出来そうにないように思えてきます。
それにしてもこのカードは上記の通り、ベンチの致命的なミスで全てが台無しになり開幕6連勝はたんなるマグレであった事を証明しただけになりました。
この3連戦通じてリリーフ陣が栗林良吏除けばいずれも無失点であった事を考えると余計に1試合目8回裏のあの判断が好調なチームに自ら水を差したとんでもない愚行であった事を改めて浮き彫りにしています。
「3日前の事をいつまでもグチグチ言ってるんじゃねえ」という意見もあるでしょうが、ここ数年では最高のスタートを決めた成果を全て台無しにしてしまったという事実だけが残った以上は、それだけこのカード全体通してあそこは大変重大なベンチの瑕疵であったという事です。
それ以上に残念なのは、今までが今までだけにこの大失敗から監督以下ベンチが何かを学ぶという事も期待できそうにない事かもしれませんが…。