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カープと趣味の日記

07/13(水)○「オールスター選出の夜に」(カープ2022)

広島東洋カープ4-1横浜DeNAベイスターズ

14回戦(12勝2敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 床田8勝5敗

敗戦投手 大貫6勝4敗

セーブ投手 栗林1敗18セーブ

 

本塁打

(C)-

(De)佐野11号①

 

打点

(C)野間①坂倉①長野①曾澤①

(De)佐野①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田①-栗林

(De)大貫②-宮國-三上

 

先発、床田は初回に失点し、以降も再三得点圏に走者を背負うも粘り8回1失点の好投。

打線は3回裏に野間の適時打で追いつくと4回裏に坂倉の犠飛で逆転し6回も追加点。

最終回は栗林が締めて連敗を2で止める。

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オールスターのファン投票でも選手間投票でも選出が12球団で唯一0だったカープ

今季の戦いぶりと個人成績を見れば当然と言えば当然なのですが、それでも今日発表された監督推薦という名のお情けで坂倉将吾、床田寛樹、栗林良吏が選出される事となりました。

 

そして偶然にも今日の先発はその中の一人である床田寛樹。

最近の登板では2連敗中で試合後にヒーローインタビューで「ブルペンでは良くなかった」と言っていた通り今日は初回から本塁打を浴びて先制点を許したうえで再三走者を背負う苦しい場面が目立ちました。

しかし、得点圏に走者を背負ったうえでも落ち着いた投球で自身2度目のオールスター戦選出の夜に自己最多となる8勝目を挙げる事になりました。

ちなみにこれまでのキャリアでもっとも二けた勝利に近づいたのは2019年ですが、この時試合終盤に大量失点を喫して8勝目を逃したのは今日と同じベイスターズ戦。

偶然とはいえ3年前の復讐劇の形ともなりました。

こうなると、昨シーズンは自己最多を超えて二けた勝利はおろか最多勝利まで獲得した九里亜蓮のように勝利を積み重ねて欲しいものです。

 

一方、打線は序盤、相手チームの勝ち頭である大貫晋一の前に序盤2イニングは一人も走者を出せず昨日の二の舞を予感させましたが…。3回裏に野間峻祥が放った今日のチーム初安打が適時打となって同点に追いつき、4回裏にはライアン・マクブルームの相手野手手前で打球がイレギュラーする幸運極まりない安打で広げた好機でオールスター戦初出場が決まった坂倉の犠飛で逆転。

何とか床田が持ちこたえているうちに逆転と追加点を得ましたがさほど打線が繋がった訳でも決定的な長打が出た訳でもありませんでした。

そもそも、その追加点もきっかけは相手チームのエラーなど大貫の自責点を見れば分かる通り、むしろ幸運に恵まれただけにしか見えません。

果ては今季、全く走れないチームになり果てているにも関わらず、何故か長野久義が綺麗に盗塁を決めてしまうなど奇妙な場面も目立ちました。

阪神戦の時もそうですが今季のこのカードはこういう事が大変多い気がします。