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カープと趣味の日記

07/06(水)●「誰もオールスターに選ばれないのは当然」(カープ2022)

阪神タイガース3-2広島東洋カープ

12回戦(9勝1敗2分)

阪神甲子園球場

 

勝利投手 西勇5勝6敗

敗戦投手 床田7勝5敗

セーブ投手 岩崎1勝3敗17セーブ

 

本塁打

(C)坂倉8号②

(T)-

 

打点

(C)坂倉②

(T)北條②山本①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田③-中崎

(T)西勇②-渡邊-湯浅-岩崎

 

先発、床田は4回裏に連打で3失点もその後は安定し7回まで投げ抜く。

打線は2回表に坂倉の本塁打で2点先制も以降は1安打と完全に沈黙。

今季最低の2安打と貧打が響いて阪神戦今季初の敗戦。

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試合前の発表されたオールスター戦のファン投票で2011年シーズン以来実に11年ぶりに12球団で唯一ファン投票での選出0人となったカープ

今季の見るべきものが全くないチームの戦いぶりや選手個々の成績を見れば当然の結果と言えばそうなのですが…唯一選出されるに値する活躍を見せている坂倉将吾の同ポジションに村上宗隆がいたのも響いたのかもしれません。

 

こうして名実ともにプロ野球界全体から見てもこれといった選手がいないチームになり下がったチームは昨日の雨天中止を経て今日から甲子園で何故か未だに今季無敗の阪神との対戦。

これだけ弱いチームに11試合も戦って未だに今季勝てないチームが地球上に存在している事は奇妙ではありましたが、さすがに開幕10連勝という事はありませんでした。

先発の床田寛樹は先週、大変残念な形で降板したうえに昨日の雨天中止の影響でスライド登板とコンディション的にやや心配な状況での登板。

それでも3回まで無安打と素晴らしい立ち上がりでしたが…4回裏に2死から連打で一挙3失点を喫したのは大変残念です。

しかし、最終的には4回以外は安定した投球を見せて7回3失点と十二分に試合を作ってはくれました。

残念ながら自己最多記録となる8勝目はお預けという形になりましたが、今日の投球を見る限りでは自己最多記録も二けた勝利も時間の問題と言えるでしょう。

ただし、自チームの打線にまともな選手がいたら…という条件付きですが…。

 

今季最低の2安打に終わった打線は2回表に坂倉の本塁打で先制したものの以降放った安打及び走者はたったの1。

しかもそれを記録したのが投手である床田だけなのですから呆れるばかりです。

誰もオールスターに選ばれなかったのが当然である事を改めて示しただけでした。

これだけ走者が出なければベンチもどうしようもない…と言いたいところですがそうでもありません。

上記の床田以外で先制以降に走者が出たのは3回表に四球を選んだ野間峻祥だけでしたが、先制して走力のある選手が出て積極的に動ける場面でもあるにも関わらず盗塁もエンドランはおろか犠打すらせずに羽月隆太郎に普通に打たせて併殺打というベンチの判断は理解に苦しむものでした。

これに限らず、このチームは今の監督とヘッドコーチになってから勝つ勝たない以前に頭の悪いプレーが多くみられるようになりましたが、今日の上記の場面はその象徴と言えるでしょう。

選手も悪くベンチも悪い。

改めてこんなチームに今季、今日初めて勝てたチームがいた事実に驚くばかりです。