07/29(金)●「失望の再幕開け」(カープ2022)
15回戦(6勝9敗)
勝利投手 高橋宏3勝4敗
敗戦投手 大瀬良7勝6敗
(C)-
(D)ビシエド9号①10号②11号②
打点
(C)-
(D)阿部①ビシエド⑤土田①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良-④薮田-②一岡-松本②-藤井①
(D)高橋宏-藤嶋-根尾
先発大瀬良は初回から失点から崩れ3回4失点でノックアウト。
打線は8回1死まで無安打に抑えられ僅か1安打の拙攻。
リリーフ陣も打ち込まれ攻守ともに低調な試合で大敗を喫して2連敗。
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僅か1勝しか出来なかった首位チームに初めてカードを勝ち越して勝率5割3位で折り返すという極めて低かった下馬評から見て悪くない結果となった前半戦。
今日から始まる後半戦もコロナ陽性で離脱していた選手の中で先陣を切って堂林翔太が復帰した他、故障離脱中の西川龍馬の復帰も来週に迫るなど明るい話題が多い状況で迎えていたのですが…大変、低調というか今季最低の試合となってしまいました。
投手陣はシーズン前期で低調だったダヤン・ビシエドに3本の本塁打を浴びるなど出る投手がことごく打ち込まれましたし、打線は相手先発の高橋宏斗の前に8回1死まで無安打に抑えられた末に完封を喫するという酷すぎる内容と結果。
はっきり言って攻守で選手からは全くやる気すら感じられませんでした。
中でも一番の失望をファンに与えたのは先発の大瀬良大地。
7月初めのナゴヤドームでの同カードと同様に序盤から打ち込まれただけのくたびれば投球には改めて失望を感じます。
これに限らず今季の前半戦は良い時と悪い時がはっきりとし過ぎていて防御率もWHIPも並以下の数字しか残せていないという事実を見ても、もはやこの投手にこういう重要な試合の先発を任せるのは間違いとしか思えません。
一方、打線は上記の通り8回1死まで無安打で抑えられ、小園海斗の偶然バットに当たっただけの力ない打球が外野の前に落ちるというまったくの偶然によりノーヒットノーランこそ免れましたが…1安打無得点と言う無様すぎる結果。
相変わらずマツダスタジアムでは打てない秋山翔吾も前節の神宮球場のような爆発は期待できないという事を改めて示すばかりでした。
ぶっちぎりで首位をひた走るスワローズ以外の5チームにはたいした差はない筈なのに不可解なほど各メディアで前半戦の戦いぶりを高評価されていた中で攻守ともに最下位チームに圧倒される無様な結果。
後半戦も失望が上回る試合が続く予感しかせず、同時刻に行われた遠藤淳志とケムナ誠のリレーでノーヒットノーランを達成した倉敷での試合と交換して欲しいぐらいです。