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カープと趣味の日記

08/03(水)●「深い悲しみ」(カープ2022)

横浜DeNAベイスターズ6×-5広島東洋カープ

17回戦(カープ12勝5敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 平田3勝2敗

敗戦投手 藤井1敗

 

本塁打

(C)長野3号①

(De)-

 

打点

(C)秋山①長野①松山①菊池涼②

(De)牧①濱口①桑原①戸柱①オースティン①宮崎①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田③-中崎-一岡②-矢崎-森浦-ターリー-松本-藤井①

(De)濱口②-伊勢③-エスコバー-山崎-入江-平田

 

先発床田は初回から失点を喫する苦しい投球で、4回3失点で負傷降板。

打線は初回に秋山の適時打で先制し7回表に松山、菊池涼介の適時打で一時追いつくも勝ち越せず。

延長11回裏に藤井がサヨナラ打を許し今季最長の6連敗。

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リーグ再開直後にいきなり躓き未だに後半戦での勝ち星がないカープの先発は床田寛樹。

床田といえば交流戦を始め連敗が多い今季のカープにあって連敗を止める活躍を何度も披露して窮地を救ってくれた投手ですから今日もファンの期待は大きかったかと思います。

しかし、序盤から不安定で2回までに3失点とらしくない投球が続き4回に漸く立ち直りかけたかと思った直後に悲劇が待っていました。

5回表の打席で内野ゴロを放った直後の走塁で芝に足を取られて転倒しそのまま立ち上がれずに担架で運ばれて退場したという状況を見ると、残念ですが軽傷には見えません。

むしろ、長期離脱となる可能性が高い極めて深刻な状況かと思えます。

床田と言えば昨シーズン終盤で見せた復活を今季にも繋げて自身最多に並ぶと共にチームの勝ち頭となる8勝を前半戦だけで上げており、プロ入り初の二桁勝利は勿論、最多勝すら狙える状況でもあったのは今更言うまでもありません。

何よりプロ1年目でトミージョン手術を受けるという苦難を乗り越えてようやく大きな成果を手に入れようとしたその矢先でのこの不幸な事故。

精密検査もまだ受けていない状況でこういう事を言ってはいけないかもしれませんが…彼の事を考えると泣きたくなるような深い悲しみを覚えます。

 

上記の出来事により中盤以降はファンもベンチもお通夜のような雰囲気になってしまった試合。

しかし、3点差をつけられた直後に今季未だに得点出来ていなかった伊勢大夢から同点に追いつくという粘りは見せてくれた以上、善戦はしたと言えるかもしれません。

まあ、それでも延長戦に入ってから2イニング連続で無死1塁からの犠打失敗をした末にサヨナラ負けという惨敗を喫した以上は、それも何の意味も価値もないのはいうまでもない事。

ここに来て連敗も負け越し数も今季最多を記録した以上はもはや今季はおしまいという事です。

もっとも、これに関しては後半戦開始前からある程度予想は出来ていた事ですから、床田に起きてしまった出来事ほどの悲しみは感じる必要はないのですけれども。