20回戦(6勝13敗1分)
勝利投手 高梨7勝6敗
敗戦投手 九里5勝8敗
(C)西川8号①大盛1号
(S)-
打点
(C)西川①大盛①
(S)宮本丈①塩見①山崎①山田①村上①サンタナ①
投手
※数字は自責点
(C)九里③-フランス③-コルニエル-森浦
(S)高梨②-田口-石山-梅野
先発、九里は2回以降、不安定な投球で4回3失点で降板。
打線は初回に西川の本塁打で先制も以降は繋がらず2得点のみ。
リリーフ陣も連日打ち込まれて惨敗を喫し2シーズン連続スワローズ戦の負け越しが確定。
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攻守の主力を欠き5連敗で今季最多タイの負け越し7という絶望的な戦いが続くカープ。
一握りを除いて育成に完全に失敗した挙句、ろくでもない投手しかいないこのチームの先週の戦いぶりの見て分かる通り、今日の試合の結果についても九里亜蓮の投球次第と思っていたファンは私だけではなかったでしょう。
しかし、前回完封で130球以上も投げ抜いた疲れと初回に塩見泰隆の打球が利き手に直撃した影響もあったのか儚い願いとなりました。
結局、九里は4回3失点でノックアウトとなり、後は「ドミニカ産の打撃投手たち」が試合を丁寧にぶち壊していくのを眺めるだけとなったのは残念です。
九里は打球を受けた箇所が小指辺りにも見えましたから次回以降は好投はおろかそもそも投球できるのかどうかすら危ういように思えますが…どうでしょうか?
とにかく心配です。
一方、打線は昨日無安打だった西川龍馬が先制弾を放つも、逆に昨日活躍したライアン・マクブルームと坂倉将吾が無安打だった事もあり全く繋がりませんでした。
前述の西川の本塁打に加えて離脱した秋山翔吾に代わり一軍登録された大盛穂の本塁打に矢野雅哉の2安打と見どころがない訳ではなかったのですが、とにかくそれらの点が線とならない印象です。
これには長打力が不足しているにも関わらずとにかく仕掛けが少なさ…というか半ば放棄し続けていたこのチームのこれまでの戦いぶりの影響と考えざるを得ません。
それに比して、このチームほどでないものの多くの主軸が調子を落としている相手チームが、村上宗隆が勝負を避けられている事を逆手にとって盗塁を試みさせたうえで遮二無二得点を取りに来ているのを見れば一目瞭然です。
「走れる選手がいないから」などとベンチコーチがふざけた言い訳を並べた挙句、勝つ為の工夫を放棄しているカープなどに比べればどちらがプロ野球チームとして努力していたか…という事です。
結局、こういう絶望的な状況になると日頃の行いが出てくるのではとこの今週2試合を見て改めて感じます。