25回戦(14勝9敗2分)
勝利投手 藤浪3勝5敗
敗戦投手 大瀬良8勝9敗
(C)松山2号②
(T)原口2号②佐藤輝20号②
打点
(C)西川①松山②
(T)近本①大山①原口②高寺①佐藤輝②
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良④-遠藤①-中崎②-松本-ターリー-ケムナ-森浦
(T)才木①-島本②-藤浪-ケラー-湯浅-岩崎
先発大瀬良は初回に4失点の大乱調で、2回で降板。
打線は松山の2ランなどで3得点を返すも5回以降は2安打で無得点。
2番手以降の遠藤、中崎も失点を喫して大敗し、4シーズン連続のシーズン負け越しが確定。
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奇跡的に勝利を掴んだ前回の甲子園での試合の勢いが全く感じられず惨めに敗北して4シーズン連続での負け越しが確定。
おまけに開幕6連勝を飾ったこちらとは対照的に大変苦しい春先を過ごしたベイスターズがCS進出を確定させる一方で、同じく低迷していた阪神に再び追い抜かれるという対照的な結末となったこの試合。
共に精彩を欠いていた攻守に加えて、ベンチの奇妙極まりない継投など言いたいことは色々あるでしょうが、今日に関しては「大瀬良が全部悪い」で良いかと思います。
彼はそれだけの期待と責任を背負うに値する投手であるのですから。
今季は低迷が続いた挙句二軍落ちして以降、9月に入ってようやく得意のベイスターズ戦で復活勝利を飾ったものの以降は2試合連続でまともに試合を作る事すら出来なかった大瀬良。
そんな状況で迎えたこの試合も開始10分程度で試合をぶち壊すと言う最悪の投球でファンの期待を再び裏切る事となりました。
確かに「大瀬良ではなく遠藤敦志を先発にするべきだった」という意見もありますが、それは単なる結果論でしょう。
遠藤にしても玉村昇悟にしても所詮は飛躍の機会を逃し続けた来年どうなるかも分からない若手投手に過ぎないのですからそれらに比べたら相対的に大瀬良にこの土壇場で期待を掛けざるを得ないのは仕方ない事。
しかし、結局はそれらの期待も信頼も全て彼は今日、ドブに投げ捨てて裏切った…それだけの事です。
元々、キャリアの下り坂とも表現すべき低迷ぶりが目立つ今季の大瀬良ですが今日の試合はそのキャリアで大きなターニングポイントになるのはまず間違いないでしょう。
勿論、悪い意味で。
そして、今季に関してはそれを覆す機会も、もはやありません。
残るは日程が空いた3試合である…という以前に次戦を前にBクラスが確定して、この「元」主戦投手に頼らざるを得ない試合などないという意味で。