5回戦(カープ2勝3敗)
勝利投手 戸根1勝
敗戦投手 田口1敗4セーブ
(C)西川1号①秋山1号①
(S)-
打点
(C)西川①菊池①秋山②
(S)オスナ①長岡①青木①
投手
※数字は自責点
(C)床田②-島内-河野-ケムナ-戸根
(S)高梨②-星-木澤-石山①-清水-田口②
先発床田は4回以降に打ち込まれ6回2/3を4失点でノックアウト。
打線は2回裏に先制も以降は終盤まで繋がらない展開も7回裏に菊池の適時で1点差に迫る。
9回裏2死から秋山の2ランが飛び出し逆転サヨナラ勝ちで2連勝でカード勝ち越し。
戸根が移籍後初白星を記録。
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昨日に続いて雨が降りしきる中でのデイゲーム。
試合前に昨日先発して6回無失点だった大瀬良大地が登録を抹消されるという発表がありました。
新井監督のコメントに寄ればリフレッシュの為だそうですが…実際は例年の如くコンデション不良に陥っているように思えます。
まあ、故障による離脱よりはマシと思うしかありません。
しかし、こういう事態になると来週は先発ローテーションに穴が空いてしまうという事ですから、既存の投手にはしっかりと試合を作って貰わないとますますブルペンの負担は増すと言うもの。
そういう意味では今日の先発である床田寛樹には大きな期待とプレッシャーがかかるというもの。
しかし、そういう思いとは裏腹に床田の今日の投球は内容も結果も著しくありませんでした。
前回登板時は終盤に力尽きてブルペン陣に助力を求める結果となりましたが、今日は試合中盤の4回以降で崩れてしまったのは大変残念です。
とはいえ、自身のエラーがカウントされていない事もあって実は自責点は2。
やはり試合を重苦しくさせていたのはむしろ、昨日1点を何とか取れただけだった事に続いてなかなか繋がらない打線。
今日も坂倉将吾の併殺打の間の得点という大変ショボい形での先制でしたし、西川龍馬の一発以外で追加点はなく逆転を許すのを待つだけも同様でした。
こういう展開になると岩盤の如く強固なリリーフ陣を高津監督が構築しているスワローズの前にはつつがなく試合終了を待つだけになってしまうのですが…。
まさかの9回裏2死走者なしという状況からの逆転サヨナラ劇が待っていました。
今季、打線が開幕からスコアボードに0を重ねるだけだった時期から気を吐いていた彼ですが、その与えられた任務はあくまで彼の応援歌の歌詞にもある通り「尾を引くような鋭い打球」であり一発逆転の当たりではありません。
それは今日のJスポーツで解説をしていた安仁屋宗八氏が直前に似たような事を述べていた事からも分かります。
しかし、そんな中でのレフトスタンドは逆転サヨナラ2ランを放ち、結果的には上述の安仁屋氏の解説を単なる見当違いなフラグネタにしてしまいました。
求められて仕事のみならずそれ以上の仕事をやってのけたこの「アキのチカラ」。
70年以上の球団史の中で小鶴誠や山内一弘に匹敵するほどファンのみならず球団にもインパクトを与えた他球団からの加入選手である彼ですが…本当にこのチームを選んでくれて良かったと改めて思えます。
