3/25(土)●オープン最下位という現実(カープ2023)
オープン戦(3勝8敗3分)
福岡PayPayドーム
勝利投手 藤井2勝2敗
敗戦投手 床田1敗
(C)-
(H)佐藤直1号③
打点
(C)野間①秋山①
(H)栗原①アストゥディーヨ①佐藤直③今宮①三森①柳町①
投手
※数字は自責点
(C)床田⑤-黒原-森浦①-戸根-松本-島内②
(H)藤井-古川①-大津-嘉弥真①-又吉
先発床田は8安打を浴びる乱調で3回5失点でノックアウト。
打線は7安打も打線が繋がらず適時打なしで2得点に留まる。
森浦、島内も打ち込まれ投手陣は8失点を喫しオープン戦7連敗で最下位が確定。
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そういえば前監督である佐々岡真司氏へのインタビュー記事がネット上で公開されていました。
日本でたった12人しかいないプロ野球チームの監督と言う激務の中で体重が減った事や睡眠薬を常用していた事などが明かされ、真面目で優しい好人物である故の苦悩は読んでいて苦しい気持ちになります。
一方で彼が監督になったのはファンにとっても球団にとっても選手にとっても何より彼自身にとっても大きな間違いであったという事もまた事実。
翻って、その前任者の仕事を引き継ぎ前任者に勝るとも劣らないぐらいに優しく真面目な性格である新井監督はどうでしょうか?
今日も攻守ともに奮わず、連日の惨敗でオープン戦最下位も確定させた試合でのスタメンに名を連ねたのは松山竜平や田中広輔など、もはや干からびてカビが生えたような選手。
彼らが素晴らしい活躍を見せたのはとうの昔の話であるのは言うまでもありません。
勿論、未だにシーズンが開幕していないのですから新人監督の資質を問う時期ではありませんが…
しかし、今日のようなスタメンを見ると結局のところ新井新監督も球団史上最低とも呼べた前任者と同じく現状よりも何年か前の数字で選手を評価する人物なのではないかとう疑いが出て来るのも確かです。
先発を務めた床田寛樹は滅多打ちを食らう酷い投球。
床田はこれでオープン戦通じて11失点で明らかに精彩を欠いていて故障の影響が大きい事が伺えます。
はっきり言って到底開幕ローテーションに入るような状況ではないのは明らかです。
しかし、今のカープには彼に代わってローテーションに割って入る事が出来る新たな投手など皆無なのも確か。
こうなると開幕何戦目で登板になるかはわかりませんが、奇跡が起きるのを惨めに祈るのみかと思えます。
今週に入って僅か4得点で適時打がない打線は今日も「期待通り」に低調極まりないパフォーマンスに終始。
それどころか、スタメン起用された松山竜平が盗塁を試みて悠々とアウトになるなど何がしたいのか分からない奇妙で無様なプレーも披露してファンからの失笑を買いました。
もっとも、それ以上に酷かったのはその前の初回で西川龍馬が見せた牽制死でしょう。
たいして走塁が上手い訳でもなく一塁上で下手くそなリードを見せてアウトになるのは、もはや彼の十八番でありカープの名物とも言えますが…相変わらずの気の抜けたプレー。
改めてこの西川という選手はこのチームにおいては優秀ではあるのですが、中心としてチームを引っ張るような選手ではないと言う事が理解出ます。