8回雨天コールド
4回戦(カープ1勝3敗)
勝利投手 大瀬良2勝1敗
敗戦投手 小川1勝1敗
セーブ投手 ターリー1セーブ
(C)-
(S)-
打点
(C)野間①
(S)-
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良-松本-ターリー
(S)小川-木澤
先発大瀬良は再三のピンチを凌いで6回無失点の好投。
打線は3回までパーフェクト投球を許す貧打で6回裏に野間の適時打で先制。
リリーフ陣も無失点で凌いで雨天での接戦を今季2度目のコールド勝ちで勝利。
ターリーが来日初セーブを記録。
------------------------------------------------
先週に続いて雨の中での試合となったマツダスタジアム。
シーズン序盤の広島でこれだけ試合開催が危ぶまれる天気での試合が続くのも何だか珍しい気がします。
天気予報でも天候の回復が見込まれなかったこの状況ですと、重要なのはとにかく先に失点をしない事です。
そして、今日の先発を務めた大瀬良大地はその任務を果たしてはくれました。
前回での開幕戦での対戦では初回にいきなり村上宗隆の本塁打を浴びるというプロ野球ファン大喜びの展開を演出した彼ですが、今日はその村上を2つの三振に打ち取るなど決定的な一打を浴びる事はありませんでした。
まあ、6回以外はことごとく走者を背負っている以上は決して完璧な投球でもない事も確かですが…。
その大瀬良以上を遥かに凌ぐ素晴らしい投球を見せたのが相手先発の小川泰弘でその引き立て役になったのが、4回途中まで一人も走者を出せなかったのが今日のカープ打線でした。
前回対戦時の試合もそうなのですが全く得点が出来る気配がしませんでした。
6回裏に相手のエラーをきっかけに何とか先制点を奪う事はできたものの、開幕戦に続いて対戦回数の多い投手に2試合連続QSを許したうえに自責点0という体たらくには呆れるばかりです。
しかし、それ以上に呆れたのがこれだけ雨が降りしきり天候の回復が望めない状況の試合中盤以降で執拗に試合続行を判断していた主審でしょう。
特に8回の表はグランドに水が浮いているような状態でニック・ターリーが何度も足を滑らせる場面や投げそこなった投球が村上の頭上を通過するなどかなり危険な状態で両チームからけが人が出てもおかしくなかったと思えます。
僅差である故に試合を打ち切る判断は難しいものがあるでしょうが、あの天候を考えるともう少し早めに判断して欲しかったです。