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カープと趣味の日記

4/18(火)●「勢いだけの限界」(カープ2023)

阪神タイガース2×-1広島東洋カープ

3回戦(カープ1勝2敗)

阪神甲子園球場

 

勝利投手 西勇1勝1敗

敗戦投手 栗林2敗5セーブ

 

本塁打

(C)-

(T)-

 

打点

(C)マクブルーム①

(T)中野②

 

投手

※数字は自責点

(C)九里-ターリー-栗林②

(T)西勇①

 

先発九里は被安打5も要所を抑えて7回無失点の好投。

打線は8回まで2塁も踏めない拙攻で9回表にマクブルームの適時打の1得点に留まる。

1点差の9回裏に栗林が逆転適時打を浴びて今季初のサヨナラ負けで連勝が3で止まる。

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先週末は、降りしきる雨の中で奇跡…というより奇妙としか言いようがない逆転劇を収め続けてスワローズ相手によもやの3連勝で何故か単独首位になってしまったカープ

今日からの阪神戦は新井監督が現役時代に最良のシーズンを過ごした「元本拠地球場」への初凱旋でもあります。

 

大瀬良大地が登録抹消になった事で当初想定されていた先発ローテーションの柱のうち唯一の存在なってしまった九里亜蓮は先週のドラゴンズ戦に続いて素晴らしい投球を見せてくれました。

被安打5に与四球3と決して安定感抜群という訳ではありませんでしたが、要所で底力を発揮する力投で15イニング連続の無失点にもなりました。

そしてこれまた前回同様に援護に恵まれませんでした。

 

打線は前回対戦して抑えられた西勇輝相手に前回以上に抑え込まれるという状況。

8回まで得点はおろか2塁すら踏めないという体たらくぶりです。

先週末は素晴らしい逆転劇を見せたもののこのチームの打線は元々、少ない出塁率と盗塁数に加えて犠打に至っては1本も決めてない大雑把極まりない野球をしているのでこういう好投手相手の展開になると簡単に抑えられてしまうという事なのでしょう。

つまり、勢いだけでは限界があるという事。

案の定、8回表にあっさり犠打を失敗しますし…。

それでも9回表に初めて無死から走者を出して今季初めて犠打を成功させた後にライアン・マクブルームの適時打で難産の先制点を手に出来たのはまだ先週末の勢いが残っていたかと思えます。

 

しかし、最後の最後で落とし穴が待っていたのは大変残念。

今季はコンデション不良が続いている事もあり栗林良吏についてはこういう事が起こり得る事はある程度は予想が出来ました。

5セーブをマークしているとはいえ現役2年で13失点しかしていない投手がこの僅か半月で4失点を喫して防御率も5点台。

残念ですが、こういう状況である以上はこういう場面が今季は少なくはないでしょう。

しかし、それでも我々としては彼を信じるしかありません。

 

まあ、こういう事もあるからこそやはり先発が登板している間に十分な援護は必要という事です。