11回戦(6勝5敗)
勝利投手 小笠原5勝5敗
敗戦投手 九里6勝4敗
(C)-
(D)-
打点
(C)-
(T)細川③龍空②大島①宇佐見①岡林①
投手
※数字は自責点
(C)九里⑦-塹江①-ケムナ-大道
(D)小笠原
先発九里は初回から打ち込まれ5回7失点でノックアウト。
打線は散発3安打の拙攻で3塁すら踏めなず。
先発が試合を作れず今週2度目の完封を許す大敗。
------------------------------------------------
今季、監督に就任した新井貴浩監督と七夕と言えば、彼の現役時代に2017年に9回表に5点差をひっくり返した2017年の神宮球場での逆転3ランをすぐに連想するのは少なくないでしょう。
かくいう私もあの「七夕の奇跡」をレフトスタンドから見た瞬間狂ったように雄叫びをあげながら外野席の通路を走り回った事を昨日のように思い出します。
ですが、今日の七夕は勝利とも奇跡とも程遠い冴えない内容と結果になってしまいました。
先発を務めた九里亜蓮は今季ドラゴンズ戦では4戦3勝で2失点しか喫していないばかりか、ここ2年でも7連勝と大変相性の良い相手ではありましたが、まさかの5回7失点。
今季はキャリアハイとも呼ぶべき好調さで面白いようにイニングを消化していく頼りがいのある姿をみせてくれていただけに大変残念です。
まあ、どういう投手でも同じ相手に何度も何度も勝ち続けると言うのは至難というもの。
今日のところは「こんな事もある」と諦めるしかないでしょう。
むしろ、それ以上に酷いのが上本崇司を5番で起用するという、もはや笑い話でしかない起用を見せた末に全くの無抵抗で小笠原慎之介に難なく完封を許すという体たらく。
これで今週だけで左腕相手に2度の完封負けという惨状。
右打者が全く育っていないという点では球団によるチーム編成の失敗が改めて明らかになった形です。
今、少しでもそれを打開する手段があるとすれば助っ人外人を一人解雇してでも新たな助っ人を連れて来るぐらいしかないのでしょうが…それについてもドラスティックな事を嫌うこの球団の体質からしても考えにくい事です。
そうである以上は優秀な左腕を相手にする試合はこれからも勝つのは困難かと思えます。