17回戦(12勝5敗)
勝利投手 玉村2勝
敗戦投手 山崎伊8勝3敗
(C)デビットソン11号②田中6号②
(G)岡本27号①
打点
(C)デビットソン②上本①坂倉①小園①田中②
(G)吉川①岡本②
投手
※数字は自責点
(C)玉村②-栗林-中崎①
(G)山崎伊④-今村-船迫-ロペス①-堀田②
先発玉村は5回2死まで完全投球で7回2失点の好投。
打線は序盤にデビットソンの2ランで先制すると終盤にも追加点を挙げて7得点。
終盤に失点を喫するも逃げ切りに成功し3連勝でカード勝ち越し。
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昨日は、絶望的な貧打の末に土壇場での劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めたカープでしたが、今日は珍しく序盤からまとまった得点を重ねる事が出来ました。
日本の投手にフィットできず、どの投手のどの球種でも全体的に苦手なわりに何故か今季の本塁打の半分を読売戦で放っているマット・デビットソンの昨日に続く本塁打で2回裏に先制した打線は、3回裏にもどうにか好機をものにして4得点。
先発が試合を作っているのに相手投手もほぼ無条件でQSを許していたチームにあって意外にも打線は繋がった形です。
もっとも、今日の先発投手は先週コンデション不良で途中降板してそのまま登録抹消となった森下暢仁の代役を務める事となった玉村昇悟でしたので、この得点で十分とは思えませんでした。
しかし、その玉村は序盤から安定した投球を見せて4回2死までパーフェクト投球を見せるという単なる代役以上の好投をみせてくれました。
それでも6回裏に打順が回った際には代打を出さずに玉村を続投させたベンチの判断は意外であり案の定失点を喫しましたが、中盤までまとまった得点を得た事で事なきを得て結果的に高稼働なリリーフ陣を温存する事に成功した形です。
また、なかなか得点が得られない以前にそもそも長打自体が出ないチームではあるのですが、その中でも特に期待できないデビットソンと田中広輔が決定的な当たりを放ったのはこれまた意外でした。
点が入る予感すらしない拙攻続きの日々を続ければこういう風に得点があっさり入る日もあるという事でしょうか。
それが、代役投手を先発させざるを得ないという状況の試合で出たのは良いタイミングではありました。
まあ、だからといって明日もこの調子でいけるとも言えませんが…。