吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

05/05(日)●「1割カルテット」(カープ2024)

広島東洋カープ0-5横浜DeNAベイスターズ

8回戦(カープ4勝4敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大貫2勝3敗

敗戦投手 九里2勝3敗

 

本塁打

(C)-

(De)佐野1号②牧4号②

 

打点

(C)-

(De)佐野③牧②

 

投手

※数字は自責点

(C)九里④-ケムナ①-森浦-黒原

(De)大貫-中川虎-山崎康

 

先発九里は3回までパーフェクト投球も4回以降に2本の本塁打を浴びて試合を作れず。

打線は初回の好機を逃すと以降は見せ場なく散発4安打の拙攻。

投打で圧倒される一方的な展開で惨敗しカード負け越し。

------------------------------------------------

鯉のぼりの季節である「こどもの日」。

その試合でカープが見せた無様な姿には老若男女問わずファンは大きな失望を抱いた事でしょう。

まず、ガッカリしたのは相手先発が大貫晋一だったから…というより単純に「右手でボールを投げる投手だったから」という安直な理由で選んだとしか思えない左打者をとにかく並べただけのスタメン。

中でも4番を務めた坂倉将吾から田中広輔、田村俊介、羽月隆太郎までの4人に至っては打率1割台以下という悲惨な数字が並ぶ選手ばかり。

更に言えば今日の上記の田中、羽月に加えて小園海斗、矢野雅哉はいずれも遊撃手での出場歴がある選手ばかりと「左右病」以前に完全に選手の起用に行き詰ったこのチームの惨状を改めて思い知らされます。

今更4番に座って案の定ショボい安打1本だけに終わった坂倉に関しては、もはや捕手としても打者としても何の魅力もない凡庸な選手に成り下がって久しいですが…。

やはり明らかに向いていない捕手に専念したいという「本人のわがまま」をそのまま受け入れた新井監督の方針はチームにとっても明らかな間違いだったと改めて指摘せざるをえません。

かつては打率リーグ2位を記録するなどチームの中核として期待を集めた坂倉ですが今や、相手チームの正捕手となったほぼ同世代の山本佑大の方が捕手としても打者としても大きく水を開けられたと言いきって良いでしょう。

先日、1塁でスタメン起用という決断を見せた新井監督には自身の過ちを認めたうえで坂倉に今からでも野手に専念するように働きかける度量を期待したいものです。

まだ、チームも彼の能力も間に合ううちに…。

 

また、坂倉以外の「1割カルテット」については田中広輔は代打、羽月隆太郎は代走とスタメン出場は無理でも起用のしどころはまだありますが、完全に一軍…というよりプロ野球の世界では完全な能力不足を露呈している田村俊介に関してはもういい加減諦めて二軍に落とすべきでしょう。

このままダラダラ一軍に帯同させても得るものなど何もなく、二軍で出場機会を得ながら再起を図るべきかと思えます。

まあ、二軍から特に引き上げる選手がいないという事実もあるのですが…。

 

こういうチームですから今日のように先発が試合を作れなかった試合となると一方的な展開になるのは必然です。

結局のところこのチームにとって試合展開は二つに一つという事でしょう。

すなわち、昨日のように「投手陣が最少失点以下で抑えてどうにか互角に見える試合」と今日のように「先発が試合を作れず一方的に叩きのめされる試合」。

残念ながら例外はあり得ません。