18回戦(10勝7敗1分)
(C)-
(De)-
打点
(C)-
(De)-
投手
※数字は自責点
(C)床田-矢崎-島内-栗林
(De)バウアー-ウェンデルケン-森原
先発床田は9回無失点で104球を投げ抜く好投。
打線は散発6安打の拙攻で無得点。
両チームとも決定打なくスコアレスドローに終わる。
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貧打が続くカープの今日の対戦相手は4度目となるサイヤング賞右腕のトレバー・バウアー。
バウアーと言えばYou Tubeで公式チャンネルを開設して、シーズンの合間に秋葉原を巡ったり、キャップ野球に興じたりと独特の行動で知られている選手ですが、初めて広島での登板に臨む前に平和公園を訪問した事も話題になりました。
ちょうど、海の向こうでは某バービー人形の実写映画のファンが私の祖母たちを含めた被爆者を侮辱するようなミームを流布させる出来事があり米国人の原爆被害への感性に対して不快な思いを抱いていただけに、大変感心させられた思いです。
そんなバウアーですが、今日はカープの大きな壁として立ちふさがりました。
初回に2安打を放ちながら盗塁失敗もあり無失点に終わると以降は9回まで2塁すら踏めない拙攻。
元々、リーグ2位であるのが信じられないぐらいに貧打のチームにあって好投手が本領を発揮するとまったく歯が立たないのは当然の事ですが…
とはいえ、それを仕方ないと割り切るにはこちらの先発である床田寛樹の投球が素晴らし過ぎました。
前回、痙攣により緊急降板し不安視されましたが、5回表に3塁打を浴びた以外はピンチらしいピンチすらなく9回を無失点という結果。
今日勝てば悲願のプロ入り初の二桁勝利であった事も含めてこれで勝ち星を得られないのはあまりに理不尽すぎます。
今更、試合を一振りで変える能力もない打者揃いの打線を責めたところで仕方ない事です。
しかし、これだけ先発が試合を支配して勝ちパターンのリリーフ陣も使い尽くして勝てなかったというダメージはかなりのものと思われます。
残念ですが、層である以上はこのチームは次節においてもカード勝ち越しを得る事はないでしょう。