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カープと趣味の日記

08/12(土)●残りのコップの水を測る(カープ2023)

中日ドラゴンズ3-2広島東洋カープ

17回戦(9勝7敗1分)

バンテリンドームナゴヤ

 

勝利投手 高橋宏5勝7敗

敗戦投手 森下6勝3敗

セーブ投手 マルティネス1勝1敗26セーブ

 

本塁打

(C)小園3号②

(D)-

 

打点

(C)小園②

(D)細川②宇佐見①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下③-ターリー

(D)高橋宏-清水②-斎藤-マルティネス

 

先発森下は初回にいきなり3失点も以降は安定し7回を投げ抜く。

打線は7回まで僅か2安打の貧打で8回表に小園の2ランが出るも空砲。

連夜の拙攻で逃げ切られて今季最長の5連敗

菊池がプロ野球史上205人目の1500試合出場達成。

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昨日は何とか追いついたものの、勝ちきれずに連敗を止められませんでしたが今日の先発は森下暢仁。

右手のマメの影響で先週は登板を回避しての投球でしたがいきなり1死も取れずに5連打を浴びて3失点を失うという苦しい立ち上がり。

この1週間、先週日曜日に先発した大瀬良大地以降、先発ローテーションの投手がいずれもQSすら守れず打ち込まれて降板するケースが相次いでいる状況だけに「森下よ。お前もか…」と呻いたファンは私だけではないでしょう。

とはいえ、試合の入り方こそ最悪だったものの以降は安定した投球を見せて最終的には7回3失点で久しぶりに先発投手がQSを記録した事となったのですから、全体を見ればよく試合を作ってくれたと考えるべきでしょう。

 

しかし、残念な事に初回に3点と言うのはこのチームの打線にはあまりにも大きすぎました。

昨日、負傷退場した秋山将吾が「右下腿ヒラメ筋筋損傷」の重傷で登録抹消される事態になったショックを隠し切れず、初回に安打を放って以降は7回2死まで出せた走者は降り逃げによる1人のみという惨状。

前任監督が3年間で打者を誰一人育てられなかった事に加えて、チームの編成部門の「悪質なサボタージュ」により元々、質も量も低い選手層ではありましたが…ここまで酷いともはや「プロ野球チームのレベルではない」と言わざるを得ません。

 

これで、チームはまるまる1週間勝てず、今季最長の5連敗となり最大14あった貯金も一桁の9にまで減った形。

もっとも、10連勝が効いて貯金はまだまだ残っていますし4位のチームとも5ゲーム差以上は離れてはいますので数字上は「コップの残りの水」はまだまだ多いと考えても良いかと思いたいのですが…。

ここまで打線が酷く投手陣が疲弊しているとなると決して余裕がまだある状況とも言えないでしょう。

 

ところで、今日の試合で菊池涼介プロ野球史上205人目の1500試合出場を達成しました。

入団当初は決して期待されていた訳ではないこの小柄な大卒選手がこれだけ試合に出続けるというのは驚異的な事です。

のみならずその間、見せてくれた異次元の好プレーも枚挙の暇がありません。

カープファンのみならず多くの野球ファンの野球観すら変えてしまったこの名手が新たに打ち立てた金字塔。

試合は大変残念でしたが、改めて祝福したいと思います。