23回戦(カープ16勝7敗)
京セラドーム大阪
勝利投手 大瀬良6勝9敗
敗戦投手 菅野3勝6敗
セーブ投手 矢崎4勝2敗24セーブ
(C)末包7号①
(G)岡田1号①
打点
(C)西川①末包①
(G)岡田①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良-大道-島内-矢崎
(G)菅野②-船迫-鈴木康-田中千-今村
先発大瀬良は初回から不安定な投球も再三の好守に助けられ6回無失点。
打線は初回に西川の適時打で先制も以降の追加点は末包の本塁打のみ。
リリーフ陣は最終回に矢崎が失点も辛くも逃げ切り3連勝で今季最多の勝ち越し15。
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敗色濃厚の終盤に末包昇大の逆転3ランで劇的な勝利を飾ったばかりか何故か自力優勝まで復活したのが昨日の試合。
今日も今日で初回に西川龍馬の適時打で先制して勢いに乗ってそのまま相手を圧倒して…という展開には残念ながらなりませんでした。
今季は低迷しているとはいえ好投手の菅野智之の前にその後に奪った得点は1得点のみ。
もっとも、その1得点をチームにもたらしたのは3試合連続となった末包の本塁打によるもの。
今月は実に9本もの本塁打を放っているマット・デビットソンと共に有力な右打者も長距離砲も不在な時期が大半だった今季にあってようやくこういう選手が出て来たのは何よりです。
一方、先発の大瀬良大地は結果的には6回無失点ではありましたが初回から不安定な投球で4回裏には危うく投手の菅野に適時打を許しそうになるなど無失点で終わったのが不可解に思えるぐらいの酷い内容でした。
菊池涼介などの再三に渡る攻守に助けられはしましたが改めて6イニングがやっとといえるレベルの投手という現状が分かります。
まあ、それでも試合を作れるだけで貴重ではあるのですが…。
上記の通り打線が追加点を奪えず先発も長いイニングを望めないとなると、またまたブルペンの登場となりますが、今日も栗林良吏はベンチ外。
監督の弁によれば休養という事ですが、さすがにこの状況で2試合連続休養となるとコンデションに何らかの問題を抱えていると思わざるをえません。
そういう訳で今日は大道貴温を7回に投入はして凌ぎましたが以降は島内颯太郎、矢崎拓也と昨日と同じ継投をなりました。
矢崎は一軍復帰からいきなり僅差で2連投となり、島内に至ってはなんと5試合連続の登板でさすがに投げさせ過ぎです。
様々な投手を駆使して前任者が3年もかかって結局は成し遂げられなかった強固なブルペンを新井監督がたった数ヶ月で築き上げたのが今季ですが、更なる負担の増加には不安しかありません。
首位とのゲーム差は縮まりはしましたが、まずはカードを勝ち越した事ですし明日は試合の展開関係なく島内と矢崎は休ませるべきだと思えます。