21回戦(7勝13敗1分)
勝利投手 伊藤将10勝5敗
敗戦投手 九里7勝7敗
(C)マクブルーム6号①
(T)-
打点
(C)マクブルーム①
(T)森下①糸原②木浪②
投手
※数字は自責点
(C)九里④-大道
(T)伊藤将①-岩貞
先発九里は5回まで無安打の投球も8回裏に崩れて5失点でノックアウト。
打線は5回表にマクブルームの本塁打で先制以降は沈黙。
連日の貧打が響いて終盤に逆転を喫しカード3連敗で甲子園最終戦を終える。
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「3-14」
これが、何とか一矢報いるべく臨んだ今季最後の甲子園での3連戦での結果です。
あまりの圧倒的な実力差に我々は「33-4」と阪神を揶揄する資格はもはやないという事です。
同時にこのチームの今季の戦いは一体なんだったのかというデスペレートな気持ちになりたい気もありますが、一応はCS争いは続くのでこれで終わりでもありません。
しかし、そのCS争いという点で考えても困った事になりました。
今週は結局2勝4敗という結果で凌いだものの4位以上のチームの追い上げで4位まで僅か4.5ゲーム差。
2019年にこれ以上の差を追い抜かれてBクラスに転落した事例もあるのですから、現在のチーム状態から考えるとAクラスですら風前の灯であると思わざるを得ません。
秋山将吾と西川龍馬の故障からの復帰組が全くの役立たずだった2試合を受けて1番に堂林翔太を4番にマット・デビットソンを置くという布陣に戻したもののライアン・マクブルームのまぐれ当たり弾のみという酷さで結局はカード全てで相手先発から奪えた自責点はたったの2という結果。
これだけ酷い打線のチームでこの順位である時点で既に奇跡と呼んで良いのですが、それももはや限界を超えているでしょう。
はっきり言ってプロ野球のレベルにすらありません。
そうである以上は来週からのCS目指しての戦いも暗澹たるものと思えてしまいます。
一方で今日は、九里亜蓮が上記の援護の無さに加えて小園海斗や田中広輔の稚拙極まりないエラーに苦しめられながら何とか7回を自責点0で抑えたのは素晴らしい投球でした。
しかし、それだけに既に110球を超えた状況で8イニング目も続投させた事は全く理解に苦しむ行為です。
「打たれるまで球数関わらず後先考えずに投げさせ続ける」
これでは史上最悪の指揮官と呼べた前任者がやっていた事と全く何の変化もありません。
これに限らず、島内颯太郎への固執など最近の新井監督の起用は首を傾げるような内容ばかりです。
ここまでよくやってくれているという評価に変わりはありませんが、最後の最後でこういうあからさまな失敗が増えてきているのは本当に残念です。