22回戦(11勝10敗1分)
勝利投手 九里8勝7敗
敗戦投手 柳4勝11敗
セーブ投手 栗林3勝7敗16セーブ
(C)-
(D)-
打点
(C)羽月①小園①末包①
(D)-
投手
※数字は自責点
(C)九里-島内-栗林
(D)柳②-齋藤①-祖父江
先発九里は要所を抑える投球で7回被安打4で無失点の好投。
打線は6回表に羽月と小園連続適時打で先制すると9回表にも末包の適時打で3得点。
リリーフ陣は8回以降も島内、栗林が無失点で切り抜けてカード初戦を制する。
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苦手極まりない大竹耕太郎に手も足も出ずに大敗を喫した翌日にこれまた苦手極まりない柳裕也に苦手なナゴヤドームで挑む形となったカープ。
どう考えても連敗は決定的だったのですが…意外にも僅差ながら何とか勝利を収める事ができました。
打線は先発の柳裕也を完全に打ち崩す事は当然ながら出来ませんでしたが、先発の九里亜蓮が先制点はおろか7回まで一切得点を許さない好投を見せてくれたのが勝因となりました。
同日夜にベイスターズがやはり投手戦の末に阪神に勝利した事と同様にある程度以上に先発投手がしっかり試合を作ると不利な相手でも勝機は生まれてくるという事のようです。
それにしても相手投手の柳はこれが今季11敗目投球内容を見るとそのような数字を残すのが信じがたいのですが…全く分からないものです。
打線は上記の通り、柳が8回まで投げ抜いた事で完全攻略とはなりませんでしたが先制点をもたらしたのは意外にも羽月隆太郎。
のみならず好走塁で結果的に直後の同級生の小園海斗の適時打を呼びこむなど5月のマリーンズ戦で佐々木朗希から適時打を奪うなど好投手から印象的な活躍が今季は印象に残ります。
一方で、ここまで6試合連続で安打を放ちファンからも大きな期待を受けていた田村俊介が9回表に負傷退場したのは気になるところ。
先日の阪神戦で負傷退場した野間峻祥が登録抹消で事実上レギュラーシーズンを終了してしまった矢先に再び不幸な事故でこのような事態になるのは大変残念。
ただでさえ質も層もボロボロの打線には向かい風となってしまう事態です。
この試合に限らず、ここ最近はどこと対戦しても順位関係なく相手チームの充実ぶりばかりが気になる試合が多いですが…それでもこの7連戦で3勝目は何とか手にしたのを今は喜ぶしかないでしょう。