吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

09/16(土)●全勝と全敗(カープ2023)

広島東洋カープ3-9阪神タイガース

23回戦(8勝14敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大竹11勝2敗

敗戦投手 森下8勝5敗

 

本塁打

(C)-

(T)ノイジー7号③8号②

 

打点

(C)松山②

(T)佐藤輝③坂本①ノイジー

 

投手

※数字は自責点

(C)森下⑦-アドゥワ-益田②-河野

(T)大竹-ブルワー②-桐敷-石井-岩貞

 

先発森下は初回に集中打を浴びるなど乱調で、5回7失点でノックアウト。

打線は6回裏に松山の適時打で3点返すも以降は繋がらず。

投打で圧倒的な実力差を見せつけられる惨敗で連勝が止まる。

曾澤が史上525人目の1000試合出場を達成。

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昨日は二日酔いの状態で移動した直後で明らかに手を抜いてきた阪神相手に接戦に持ち込みながら何とか勝利する事が出来ましたが…。

そんな相手が少し本気を相手が出すとさすがにひとたまりもないという事実を改めて突きつけられるという事になりました。

 

今季は阪神相手には0勝3敗と全く一度も勝てていないばかりか、先週も打ち込まれた森下暢仁でしたが、今日は初回から全く制球が定まらない酷い投球に終始。

5回表にも4失点を喫して取り繕う事すらままならずノックアウトという惨状で床田寛樹共々あからさまに状態が大きく落ちている事を印象付けただけでした。

今後の試合日程だとあと2試合程度の登板予定とはなっておりますが、最近の登板の内容を見ると2年連続の二けた勝利はほぼ絶望的な状況と思えます。

そもそも再来週はまた阪神と当たるので、どう考えても勝てそうにないですし…。

 

一方、森下とは逆にカープに対して5勝0敗と完全にカモにされ続けた大竹耕太郎相手に打線も、全く得点の気配すらしない拙攻に終始しただけでした。

大竹は5回で余力を大きく残して降板して、結果手にはほぼ無抵抗で6勝目をプレゼント。

まあ、彼に限らず今の打線の状況で好調な投手をぶつけられたら、もう試合開始前から結果は分かり切ったようなものなので仕方ないでしょう。

そういえば明日のドラゴンズ戦の予告先発はこれまたカモにされまくって改善の兆しすらない柳裕也だとか…。

せいぜい完全試合されない事を祈りましょう。

 

ところで今日の試合で曾澤翼が通算1000試合出場を達成となりました。

近年は衰えが隠せず打撃成績をはじめ成績の低下が著しい状態ではありますが、かつてはカープのリーグ3連覇を支えたばかりでなくベストナインを3年連続で受賞と素晴らしい実績の持ち主。

また、いまや数少なくなった広島市民球場時代から残っている現役選手でもあります。

それにしても、ドラフト会議で下位指名されて入団会見にボンタン、短ラン姿で臨んだ茨城の田舎のお兄ちゃんが上記のような実績を残しただけでなくチームの選手会長プロ野球選手会会長すら勤めるとは…伸び悩んだ期間も短くなかった若い頃から見ている選手ですが本当に感慨深いものがあります。

特に印象に残っているのは2012年8月2日の横浜スタジアムでのベイスターズ戦での頭部死球による負傷退場。

試合中のグランドに救急車が乗り入れるという異常な事態を外野スタンドから見ていて青ざめた事は今でも覚えています。

そういえば、この時、応急処置するスタッフから命じられて慌ててベンチから大量のタオルを持ってきたのは今日4番を務めた堂林翔太でしたね…。

これに限らず多くの負傷に遭遇してきたこの選手ですが、様々な苦難の末に1000試合出場と言う記録を達成したのは本当に偉大な事だと思えます。