25回戦(13勝10敗1分)
勝利投手 小川10勝8敗
敗戦投手 九里8勝8敗
セーブ投手 田口2勝4敗33セーブ
(C)-
(S)-
打点
(C)小園①
(S)山田①村上①塩見①
投手
※数字は自責点
(C)九里③-島内-矢崎
(S)小川①-田口
先発九里は3回までパーフェクトも中盤で崩れ7回3失点。
打線は3回裏に小園の内野ゴロの間の1得点のみの拙攻。
投手陣が耐えるも貧打が響いてスワローズとの今季最終戦を落とす。
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昨日、読売戦に勝利した事でCSへのクリンチナンバーは0.5となり、残り5試合のいずれか1試合で引き分け以上か、読売が引き分け以下で5年ぶりのCS進出が確定するところまでやって来たばかりでなく、自力での2位の可能性も復活した状況。
更にいえば今日勝てば43年ぶりに本拠地で同一カード不敗という珍しい記録もかかっていたスワローズとの最終戦でしたが…結果は御覧の通りの惨敗。
勿論、これは上記のような状況から来たプレッシャーに押しつぶされたものではなく、単純に両チームにおける個々の選手の実力差が出ただけの事かと思います。
そもそもタイトルホルダー経験者が居並ぶ相手打線中軸に比べると規定打席到達すらほとんどした事がない選手で構成されているカープでは、少しの掛け違えがあればこういう結果になるのは自明の理なのは仕方ない事かと思えます。
それに加えてこちらは守備面の問題から7番以降は事実上の「自動アウト」ですし…。
昨日、試合を決する大活躍を見せた堂林翔太と末包昇大はいずれも今日は単なるブレーキに過ぎませんでした。
のみならず、末包は風に流された山田哲人の飛球に追いつけず落球(記録は三塁打)して逆転を喫するきっかけを作りましたし、堂林も小園海斗の内野ゴロの間に先制した場面で九里亜蓮が全力疾走してホームインした直後にも関わらず、いきなり初球からスイングしてアウトと少しでも休憩が必要な投手への配慮の無さを見せました。
しかし、これもまた仕方ないでしょう。
主力選手というのは経験上、単に打って守るだけでなく試合の流れの中で必要な動きを取捨選択しないといけない訳なのですが、お世辞にも主力とは言い難いレベルの彼らにしたらそんな事など理解しろというのは無理な相談かと思います。
とはいえ、そうなるとギリギリの戦力で試合しているカープのチームにとっては大雑把な勝利を何試合か重ねるうちに偶然出来るのを待つしかないという事にもなり、短期決戦的な戦いが求められる残り試合を思うと憂鬱になってきます。