2回戦(カープ2敗)
勝利投手 平良1勝
敗戦投手 黒原1敗
(C)-
(De)渡会2号②
打点
(C)小園①
(De)牧①平良①オースティン①佐野①渡会②
投手
※数字は自責点
(C)黒原①-河野③-大道②-塹江-益田-中崎
(De)平良①-徳山
先発黒原は初回に危険球で1死も取らず退場し、2番手河野が試合を壊す
打線は7回無死まで無安打の拙攻で9回表の1得点のみ。
攻守で圧倒される惨敗で開幕2連敗。
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私の今季初のカープの公式戦観戦は素晴らしい天候に恵まれた横浜スタジアムとなりました。
この球場の名物であるクラフトビール「ベイスターズホワイト」を楽しみながら「ベイスターズドッグ」にかぶりつくという楽しみを半年ぶりに体験したら「ああ、今年もこの季節が来たのだな」と実感できます。
というより、そこで満足してさっさと家に帰ればどれだけ幸せなままで過ごせたでしょうか。
昨年も神宮球場での開幕戦全てで敗れるなど最初の観戦が必ずしも良い結果になるという事はないのですが…それにしても酷すぎました。
本来、先発が予定されていた森下暢仁が右ひじの違和感により登板回避となった影響で開幕第2戦を任されたのは未だに公式戦未勝利の黒原拓未。
オープン戦では比較的好調を維持しながら、新井監督の自身とプレーした経験のある選手を優先する傾向のせいか最後にアドゥワ誠に競り負けた形ですから、予想外の大抜擢という訳でもありませんでしたが、予期せぬ形で好機に恵まれた形。
しかし、その好機を黒原は自らたった3球でぶち壊してしまいました。
昨日、プロ入り初本塁打を放つなどド派手なデビュー戦となった先頭打者の渡会隆輝への頭部死球で場内は当然ながら騒然。
死球自体は当然ながら意図したものでもないですし、不幸な事故としか言いようがないものですが、さすがに初回からこのようなミスをしてしまうのはあまりに脆すぎるとしか言いようがありません。
昨年も佐々木朗希という稀代の好投手との対決という、願ってもないシチュエーションでろくに試合も作れずノックアウトされた事を見ても彼が一軍に耐えられるメンタルを持った投手でないのは明らかです。
というより、即戦力候補としてドラフト1位で入団しながら未だに1つも勝ち星も挙げらない彼にははっきり言ってもううんざりです。
森下の状態もあるでしょうが、少なくとも二度と球場で彼の姿を見たいとは思いません。
また、その黒原の退場を受けて緊急登板となった河野圭も急いで肩を作る必要があった事から可哀想な結果にはなってしまいました。
しかし、そもそも彼は現状開幕一軍に入ったものの次節以降は先発投手と交代する形で二軍落ちするのが規定路線だった投手。
これまた期せずして巡って来たアピールの好機だった筈ですが、結局は力の無さを示しただけでした。
こうして、黒原も河野も巡って来た機会を粋に感じるどころか怖気づくばかりで何も残せなかった事実だけが残りました。
元々、新井監督が若手の抜擢に消極的な事もあってオープン戦期間で成長した若手が皆無だったチームらしいですね…。