3回戦(カープ2勝1敗)
勝利投手 平良5勝2敗
敗戦投手 河野1敗
(C)-
(L)長谷川4号②渡部2号外崎9号②岸1号②
打点
(C)坂倉②林①
(L)長谷川②鈴木②渡部③外崎②岸②
投手
※数字は自責点
(C)河野⑤-中崎-森②-森浦-中村祐
(L)平良②-佐藤隼1-森脇-益田
プロ初先発の河野は制球が定まらず2本の本塁打を浴びる乱調で5回5失点で降板。
打線は初回に相手チームの連続エラーで3点を先制も以降は繋がらず。
2番手以降のリリーフ陣も打ち込まれて11失点を喫する大敗で交流戦を終える。
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昨日の辛勝でカード勝ち越しと共に2017年シーズン以来の交流戦での勝率5割を決めたカープ。
好投手が先発を務めたカード1戦目2戦目と異なり今日は先発投手不足から急遽駆り出されたドラフト5位入団ルーキーの河野圭が先発。
とはいえ、河野といえば開幕当初は1軍入りを果たしたものの普通に通用せず、何の印象も残ってない投手。
先週の日曜日の佐々木朗希と黒原拓未も酷かったですが今日も相手先発が防御率2点台と安定している平良海馬とあってかなりのミスマッチです。
また、今日の序盤の投球を見てもこれといったボールがなく相手チームが極度の打撃不振に陥っている事を考えても「こんな投球で果たして5イニング以上を投げ抜く事が出来るのだろうか?」と心配になりましたが…結局は案の定の結果となりました。
初回に球界屈指の名手である源田壮介の連続エラーという衝撃的な形で3得点を先制するという幸先のいい滑り出しを見せた幸運があったにも関わらず、この予想通りの展開は大変不満です。
この河野の後に投げた投手たちもこれまた酷くまともな結果を残したのは中崎翔太ぐらいで残り投手はほぼ壊滅的なもの。
なかでも昨年の同カードに続いて打ち込まれた森翔平に至ってもはや「狭山丘陵の山賊達に打ち込まれる為に入団した」と思いたくなるほど。
先週の好試合を一人で台無しにした黒原拓未といい今日の河野、森といい「即戦力の確保」という点においてここ2年のドラフトは失敗しているという事実を改めて認めざるを得ません。
そもそもこのチームは昨年の秋山将吾の獲得など一部例外を除けば原則としてドラフト会議による新人と助っ人外国人の入れ替えぐらいしか戦力の強化を半ば放棄しているも同然の球団。
そんな球団にあって新人と助っ人のスカウティングの失敗が続いているこの状況というのは未来に暗い思いしか抱けません。