1回戦(カープ1勝)
勝利投手 島内1勝1敗
敗戦投手 清水1敗
セーブ投手 栗林1セーブ
(C)-
(S)-
打点
(C)秋山①野間①
(S)西川①
投手
※数字は自責点
(C)床田-島内①-栗林
(S)小澤-大西①-嘉弥真-清水①
先発床田は序盤のピンチを抑えると中盤以降は安定し7回無失点の好投。
打線は5回1死まで無安打の拙攻も7回裏に秋山の適時打で先制。
8回表に追いつかれる展開も直後に野間の適時打で勝ち越して今季初の連勝。
------------------------------------------------
終盤僅差の場面で相手外野手が突然ベンチに向かってボールを投げるという謎のプレーを見せた事もあって、奇跡的に開幕3連敗を免れたカープは今日から本拠地開幕戦。
とはいえ、球場にやって来たファンの多くは困惑した事でしょう。
なにしろ期待の新外人は二人そろって開幕2戦目で一軍から姿を消して、長打が望める選手が一人もいないまるで消化試合のようなスタメンだったのですから…。
案の定、打線はスワローズ先発の小澤怜史の前に手も足も出ず、単打2本を打つのが精一杯で2塁すら踏ませて貰えないという拙攻。
おまけにその2本の安打のうち1本が床田寛樹によってもたらされたのですから、深刻な貧打という現実が垣間見えます。
一応、昨年の同じ日に件の「清水建設事件」を神宮球場で引き起こしファンの記憶に刻んだ野間峻祥が今日は打って変わって守っては好返球で相手の得点を阻止し、決勝の3塁打も放つという活躍はありましたが…全体的に見れば単打ばかりで迫力は無く、1点が相手に比べて遥かに遠かったと感じざるを得ません。
一方、床田寛樹は3回表に上記の野間の好プレーに助けられるなど序盤はやや不安定な部分もありましたが中盤以降はほぼ完ぺきで素晴らしい投球を見せてくれました。
全く得点の予感すらしない展開だっただけに今日の先発が床田で無ければ恐らく試合は一方的な展開で惨敗を喫していた事でしょう。
それだけにこの床田に勝ち星がつかなかったのは大変残念です。
結果的に床田の勝ち星を横取りする形になった島内颯太郎は既に3試合の登板で2度目の救援失敗と精彩を欠いています。
明らかに投げすぎだった昨年の影響がもろに出てしまった形で、試合を壊してしまうのは時間の問題にすら感じます。
まあ、新井監督の事ですから決定的に試合を壊す投球をするまでは彼を8回で起用し続けるつもりなのでしょうが…。
これだけ打線が打てない状況で改善の見込みすらない中で僅差を守り抜ける事も難しいとは…。
今季本拠地開幕戦勝利に今季初の連勝とはいえ、この先を考えると大変頭が痛い思いです。