19回戦(10勝8敗1分)
京セラドーム大阪
勝利投手 高橋1勝
敗戦投手 九里5勝7敗
(C)
(T)前川3号①大山10号①
打点
(C)-
(T)森下①大山②前川①
投手
※数字は自責点
(C)九里②-黒原①-コルニエル-塹江-河野①
(T)高橋-石井-桐敷-ゲラ-岩崎
先発、九里は初回から失点を喫して3回2失点で降板。
打線は3回4回の好機を活かせず6安打も無得点。
リリーフ陣も失点を喫して今季17度目の完封負けで連勝が2で止まる。
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昨日は、今季初先発の森翔平の意外過ぎる好投もあり、苦手だった大竹耕太郎を攻略する事に成功したカープでしたが…今日は3年ぶりの登板となった高橋遥人の感動的な復帰劇の引き立て役になっただけでした。
先発の九里亜蓮は初回から崩れてあっさり2失点を喫すると以降も低調な投球に終始。
4回表に好機で代打を送られた事から降板となりましたが、あのまま続投していたとしても5回もたずに試合をぶち壊していたのは誰もが分かり切っていた事でしょう。
前回こそは大量リードに守られて辛うじてQSと達成したもののオールスター前後からほとんど6回もたない不安定な投球が続いている状況で明らかに調子が落としています。
むしろ、この9連戦で投げた先発投手ではアドゥワ誠は勿論、森にすら劣る最悪の出来でしょう。
9連戦という事もあって、起用が続いている部分はあるでしょうが明日には登録抹消したうえで調整させるのが本人にとってもチームにとっても良いかと思えます。
一方、一昨日は村上頌樹、昨日は大竹耕太郎と好投手の攻略に成功した打線は、今日は沈黙。
中村貴浩を落として昇格させた中村奨成をいきなり1番スタメン起用するという奇策に出ましたが、全くの不発でした。
というより、この1週間でまともに出場機会すらない中村貴浩をここに来て落とす理由が正直、よく分かりません。
誰とは言いませんが、彼より遥かに打てず全くチームに貢献出来ないにも関わらず、ベンチに居座り続けているベテランが複数名いるのですが…。
とはいえ、これでカープは読売、阪神とのビジター3連戦を3勝2敗1分けで乗り切る事に成功。
正直、良くて2勝4敗程度に考えていただけにこの意外な結果は驚きです。
とはいえ、勢いに乗って突き放せない当たり、このチームの限界も見えてはいます。
なので、やはり私としては2位とのゲーム差よりもAクラス維持の為の4位チームとのゲーム差の方が気にはなります。
何度も書きましたが、このチームのフロントはそもそも優勝なんて目指してチーム作りをしていないのですから。