18回戦(10勝7敗1分)
京セラドーム大阪
勝利投手 森下9勝4敗
敗戦投手 太田加絵7勝6敗
(C)-
(T)-
打点
(C)堂林②曾澤①矢野①秋山①
(T)大竹①
投手
※数字は自責点
(C)森下①
(T)大竹④-富田-岡留-漆原
先発森下は立ち上がりに苦しむも3回以降は安定。
打線は2回表に堂林の適時打で先制すると7回表にも曾澤の適時打などで追加点。
森下は9回5安打1失点の好投で完投勝利を飾りチームも連勝でカード勝ち越し。
坂倉が9打数連続安打の球団タイ記録を達成。
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昨日は好投手相手に谷間の先発投手でまさかの勝利を飾ったカープですが、今日の試合に関しては「負けて当然」という雰囲気はファンの間ではあったかと思います。
というのも、ご存知の通り相手先発投手である大竹耕太郎は昨年から今季に至るまで一度もカープ相手に無傷の8連勝中で完全にカモにされている状況。
昨日は16安打を放った打線も今日の試合に関しても再び眠りにつくことが容易に想像出来ました。
こうなると、僅かながらに勝利を得る方法と言えばこちらの先発である森下暢仁が粘り切って相手より先に失点を許さない状態で大竹がマウンドを降りるであろう終盤に賭けるしか考えられません。
しかし、意外にも2回表に1死2塁3塁から堂林翔太の適時打が出て幸先よく2点先制。
ここまでどれだけ走者を出してもカープ相手にだけは動じなかった左腕からあっさり得点を得る事が出来ました。
それでも直後の2回裏に森下が失点を喫した事で非常に苦しい試合展開が予想はされました。
その雰囲気を振り払ったのは森下自身でした。
失点を喫して以降は、僅か被安打は1で3度の併殺も記録するなど立ち上がりとは打って変わって安定した投球。
昨日に続いて再三に渡る内野の好守もあり7回表の待望の追加点に繋げる事が出来ました。
一方で打線は上記の堂林の適時打で先制すると7回表に会澤翼と矢野雅也の適時打で4得点と苦手な筈の大竹をようやくまとまった得点を得る事に成功しました。
昨日、捕手としては20年ぶりに5安打を放ち第1打席目の安打で山本浩二の持つ9打数連続安打の球団記録に並んだものの、3番から5番までで放った安打はこの1本だけ。
今日は、堂林が猛打賞を記録するなど下位打線がしっかり繋がり、昨日よりは遥かに効率的に得点を重ねる事となったのが大きかったようです。
まあ、それでも大竹はQSは記録しているので、森下の好投あっての勝利である事には変わりませんが…
これでカープは9連戦中の読売・阪神との対戦で3勝1敗1分けと勝ち越しが確定。
何とか2勝程度してくれればと思っていただけに素晴らしい結果と言えます。
今のチームの実力から考えるとこれ以上を求めるのは酷な事とはわかりますが、何とか今の勢いを維持して9連戦を戦い抜いて欲しいものです。