24回戦(14勝10敗分)
勝利投手 東13勝3敗
敗戦投手 森下10勝8敗
(C)坂倉11号①
(De)牧21号①
打点
(C)坂倉①菊池①
(De)牧②伊藤②森敬②梶原③佐野①桑原①
投手
※数字は自責点
(C)森下⑥-中崎-黒原-塹江②-遠藤②
(De)東②-中川颯-ウィック-ウェンデルケン-伊勢
先発森下は初回に先制弾を浴びると2回に5失点で試合を壊す。
打線は初回に坂倉の本塁打で追いつくも以降は繋がらず2得点。
リリーフ陣も打ち込まれて二桁失点の大敗で自力優勝が消滅。
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昨日、思わぬ形で連敗を止める事に成功し、迎えたベイスターズとの本拠地最終戦でしたが、待っていたのは失望だけでした。
先発の森下暢仁は6回途中でノックアウトされた前回から中5日の登板でしたが、今日は輪をかけて酷く今季最悪の2回途中で6失点と試合を壊してしまいました。
これで森下は3試合連続で合計15失点とプロ入り以降で最悪の状態にあります。
更に言えば、彼が試合をやはり序盤でぶち壊した前々回の登板以降でチームは13試合で僅か3勝ですから、まさに今のカープで現在進行形の世紀の転落劇の象徴と呼んで差し支えないでしょう。
故障明けで春先から調整が不十分だった影響に加えてすべての試合で貧弱な打線から得た爪の火を灯すような僅かなリードを守り続けるような投球を強いられる…そういう日々の積み重ねで思った以上に早く限界が来てしまったようです。
こうなるとあと1勝に迫った自己最多の11勝目どころではないでしょう。
シーズン終盤あと15試合という状況を考えるとさすがに登録抹消は難しいでしょうが、もうあと1試合ぐらいでシーズン終了とさせた方が良いのではないでしょうか?
今、無理をしたら恐らく故障の可能性が高いでしょうし。
一方、打線はやはり前回登板で試合を作れず中5日と疲労が溜まっているであろう東克樹を打ち崩せずあっさり白星を献上。
のみならず、自慢の筈の二遊間がエラーを連発して相手の得点をプレゼントするという始末。
特に昨日も危ういプレーが目立った矢野雅哉はプロ入り初のフルシーズン出場の疲れが溜まっているのは明らかです。
もっとも、彼については森下とは異なりいくら疲れていても来季以降の糧にする為にも起用は止めるべきではないでしょう。
そもそもいくらエラーが目立ってきたとはいえそれでも小園海斗や田中広輔など以前のレギュラー遊撃手に比して明らかに上手い訳ですし…。