24回戦(カープ14勝10敗)
広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
勝利投手 ジョンソン11勝5敗
セーブ投手 中崎4勝1敗32セーブ
敗戦投手 岩田4敗
(C)丸39号①
先発ジョンソンは7回無失点と好投し、ヘルウェグ、中崎も無失点。
打線は6回2死まで無安打も丸の一発で先制点を挙げる。
丸の本塁打による1得点を守りきる勝利。
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本格的にプレーオフへの準備を進める状況になってきたカープの10月の初戦は虎の子の1得点を守り切るという形で勝利することが出来ました。
前回の試合で遂に無敗記録が消えた中崎翔太も今日は何とか抑える事が出来ました。
内容的に見てまだまだ中崎を心配するファンもいるでしょうが、そういう方にはちょっと思い出して欲しい。
あんな感じフラフラになりながらセーブを挙げるのが今季の中崎という事を…。
先発、クリス・ジョンソンは二桁勝利を挙げた途端にQSすら守れない酷い投球が続いていたばかりか、荒天に狼狽える無様な姿を見せてファンを失望させていましたが、今日は序盤から落ち着いた投球で7回無失点という素晴らしい投球を見せてくれました。
大瀬良大地の活躍は光りますが、やはり主戦投手の筆頭はこの人でしょう。
それが、シーズン最後と思われる登板で好結果を出せたのは何よりです。
そのジョンソンの後を受けて8回を無失点で抑えたジョニー・ヘルウェグは最近はこういう場面での起用をこなしており、ベンチもいよいよ勝ち6回or7回を任せる勝ちパターンとして起用しようという意図が感じられます。
彼については、ファンの期待も高まっているかと思いますが、やはり全体的にボールがシュート回転するなど制球の悪さを感じさせる部分もあります。
起用に関してはもう少し試してみるべきかと思います。
一方、岩田稔相手に6回途中まで無安打に抑えられていたなど散々な内容で丸佳浩と鈴木誠也が奇妙なフェイスガードで打席に立った事ぐらいしか話題が浮かばなかった打線。
しかし、丸がまさに起死回生とも言える見事な本塁打で本塁打王争い単独トップに立つ事になりました。
しかし、最近の丸の打棒を見ていると明らかにタイトル争いを意識しているようで三振の数が増えてきている一方で、彼の代名詞ともいえる出塁率が下がって来ているのが気になります。
チームが優勝した以上は更に個人の勲章を求めるのは当然の権利ですし、私も彼には本塁打王は勿論取って欲しいです。
しかし、それがプレーオフに向けての準備が進む今の状況で悪い影響が出ないかが少し心配です。