日本シリーズ第4戦⚫「これが実力の差」(カープ2018)
ヤフオクドーム
勝利投手 東浜1勝
セーブ投手 森2セーブ
敗戦投手 野村1敗
(C)鈴木3号①
(H)上林1号②デスパイネ2号①
先発、野村は中盤に被弾し4回1/3を3失点で降板し後続の今村も失点。
打線は散発4安打で鈴木の本塁打による得点に留まる。
攻守で終始圧倒された末の惨敗でシリーズ2連敗。
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あっという間に4連敗で惨敗した一昨年前を思い出すような試合でした。
すなわち、先発が耐えている序盤に得点が出来ずに先制を許しリリーフ陣に抑えられる…。
昨日、驚異的な追い上げを見せはしたもののこういう展開にしてしまった以上は大変苦しいと言わざるを得ません。
特に酷いのが得点圏での弱さ。
昨日も8得点挙げながら適時打による得点はたったの1得点のみ。
この点、遮二無二得点をあげに来る相手チームとはレベルの差を改めて感じざるを得ません。
また、ビハインドを背負った場面での中継ぎの質の低さもまた目を覆うばかりです。
昨日は、恥知らずの岡田明丈と中田廉が最低最悪な投球を見せて試合をぶち壊してくれましたが、今日は今村猛がその変化のない表情そのままのやる気の欠片も見られない投球であっさり失点とただでさえ得点機会が少ない試合での勝機をますます遠ざける事となりました。
石川柊太が離脱し昨日8失点したにも関わらず、登板する投手全員が自身の役目を果たそうと必死に投げ続けた相手ブルペンとは試合への意気込みや、必死さ、ひいてはプロ意識において大きな大きな違いがあったという事なのでしょう。
幸い、さほどコントロール良くないにも関わらず走者を背負った難しい場面での投球にジョニー・ヘルウェグが耐えてはいますが、これだけブルペンの質が低いと序盤で得点出来ないとまず勝てないと言い切ってしまって良いかと思います。
まさに実力と選手層の差をまざまざと見せつけられた試合という事です。
一部のトンチンカンなマスコミがビハインドを背負ったうえに出塁機会が少ない試合であったにも関わらず「盗塁を決められないから得点出来ない」などと書いてますが、上記の事はそんな些細な問題以上に重要かと思います。