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カープと趣味の日記

5/21(火) ○「理屈では片付かない事実」(カープ2019)

広島東洋カープ3-2中日ドラゴンズ

10回戦(カープ7勝3敗)

三次きんさいスタジアム

 

勝利投手 3勝2敗

敗戦投手 大野雄3勝3敗

セーブ投手 中崎2勝2敗5セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)福田7号①

 

打点

(C)菊池②松山①

(D)福田①高橋①

 

投手

※数字は失点

(C)野村-フランスア-中崎②

(D)大野雄②-岡田①-小熊

 

先発、野村は苦しい立ち上がりを凌ぐと7回3安打無失点の好投。

打線は5回に菊池の適時打で2点先制も以降は繋がりに欠け9回押し出しによる1得点のみ。

最終回に中崎が2失点を喫するも辛くも凌いで今季2度目の8連勝。

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最後の最後で中崎翔太がやらかして全ての印象を持っていってしまった感もしますが、何はともあれ今季2度目の8連勝で単独首位浮上となりました。

開幕以降全ての対戦カードで負け越しを続け、4月の半ばまでに一時は4勝12敗という惨憺たる戦績で「ここ10年で最悪」とも言える状態だったチームがここまで上がるとは想像すらできませんでした。

と同時に思い出すのは高校生ぐらいの今以上に狂信的にカープを応援していた頃の自分。

既に優勝からは遠ざかり、急速に凋落が進みつつあったカープを前にして、あの頃の私は負け越しが10近くになっても「今日から15連勝ぐらいすれば何とかなるさ」と楽観的な事をうそぶいてはクラスメイトから失笑をかっていたものでしたが…。

分別を知って優勝を味わっていい大人になった頃になって実際にあの頃自分が言っていたような事態が目の前で置きてしまった形です。

ですが、やはり感動や郷愁よりも困惑がやはり勝りますね…。

 

前回の8連勝が先発陣の奮闘によるところが大きかったのに比べて今回の8連勝は先発陣がやや勢いに陰りが見えた一方で、打線の力によるところが大きいような印象をもちます。

その要因の一人と言えるのが8連勝をチームが飾って以降に、試合を作る事すらままならず、衰えを露呈し先発陣の足を引っ張り続けた野村祐輔

今日に試合に関しても彼や彼のファンには申し訳ないですが、連勝を止める先発は恐らくは野村だろうと私は予想していました。

しかし、今日の野村は序盤こそは苦しんだものの終わってみれば3回以降はパーフェクトで「定時」と呼ばれる6回すら飛び越える好投でした。

打線の援護に恵まれないにも関わらず、彼が久しぶりの「残業」を行う事が出来たのは、無四球と奪三振「1」という数字を見れば分かる打たせて取るらしい投球が出来ていた事に他なりません。

最近の不安定な投球を見ている限り、ここでまた息を吹き返すかは分かりませんが、次回も何とか「定時」ぐらいは守って欲しいものです。

 

一方、そんな野村の好投を台無しにしかけたのが大野雄大の前に先制点を取るのが精一杯だった打線、そして最後に観客の帰りを阻むかのような破滅的な投球を見せた中崎。

特に中崎は、今季も1.44と複数年活躍しているクローザーとしては信じがたい数字を残すWHIPに加えて5.94という微妙極まりない奪三振率もあいまって、「セイバーメトリクス的な考えを世界で一番侮辱している野球選手」と改めて呼んで良いでしょう。

もっとも、彼の投球に内容を求めるのは無意味な事というのは4年前から分かっている事でしょう。

このチームがうっかり首位まで上り詰めてしまった事と同様に彼のようなクローザーの存在もまた理屈では片付かない事実という事なのです

ですから、文句言いながらでも彼が投げ終わった後に最終的にチームが勝っている事を我々は信じて祈るしかありません。

胃薬でも片手に持って。