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カープと趣味の日記

6/12(水)●「プロの厳しさ」(カープ2019)

北海道日本ハムファイターズ2-1広島東洋カープ

2回戦(カープ2敗)

札幌ドーム

 

勝利投手 吉田輝1勝

敗戦投手 大瀬良6勝3敗

セーブ投手 石川直1勝

 

本塁打

(C)-

(F)大田12号

 

打点

(C)長野①

(F)大田①西川①

 

投手

※数字は失点

(C)大瀬良②

(F)吉田輝①-井口-公文-ロドリゲス-石川直

 

先発、大瀬良は初回に先制本塁打を許すなど序盤に2失点も8回まで投げ抜く好投。

打線はプロ初先発の吉田輝相手に初回の好機を活かせず5回1失点で抑えられる。

貧打で高卒ルーキーに白星を献上する惨敗で2連敗を喫し、3カード連続負け越し。

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今日の対戦相手は、ファイターズの昨年のドラフト1位ルーキーの吉田輝星。

昨年の甲子園での活躍が記憶に新しい投手ですが、ドラフト会議では外れ1位指名とその人気の割には決して評価がずば抜けて高いとは言えず、入団後も二軍で未だに未勝利という状況。

一方で、カープは今日の試合で主戦投手の大瀬良大地を投入し、打線も長野久義を1番で、好調の磯村嘉孝指名打者でスタメン起用するなどテコ入れをして臨み、「プロの洗礼」をこの甲子園のアイドルに見せつける…筈でした。

しかし実際に、この高卒ルーキーに「プロの厳しさ」を教えられたのはカープの野手共の方でした。

この「教育」の内容は難解だったらしく「ちょっと見ない直球だった」などと愚にもつかない下らない言い訳を試合後に並べる鈴木誠也などはまったく理解できなかったようです。

また、初回に1死満塁の好機であろう事か、直球のみで無様に3球三振に倒れた西川龍馬に至っては、今後当分は「27試合連続安打を達成した選手」でなく「甲子園のアイドルに3球三振したショボい選手」として全国的な知名度を獲得する事となりました。

何より驚くべきなのは昨日、野間峻祥を守備面でのリスクも無視して懲罰交代したにも関わらず、初回からこんなやる気のない打棒を見せた選手が今日は最後まで試合に出ていた事でしょう。

はっきり言って、こんな無様な醜態を晒したこの集団を「噛ませ犬」と呼ばずに何と呼べばいいのか私にはまったくわかりませんし、未だに怒りが収まりません。

 

一方で、先発の大瀬良大地は初回にいきなり失点するなどこれまたどちらがプロ初登板か分からない場面が目立ちましたが、その後は一人で8回を投げ抜いて悪いなりにイニングを消化した辺りは結果的には良い投球でした。

これで勝ちがつかないという事でまた違った意味で「プロの厳しさ」を教えられた形です。

何度も書きましたが、交流戦に入ってこのチームの先発ローテーションは急速にボロボロの状態となり、まともにQS以上を期待出来そうなのがこの大瀬良ぐらいのもの。

その大瀬良を擁してこのような無様な負けを喫した以上は、このカードの3タテは勿論、大型連敗は避けられないとすら思えます。