19回戦(カープ12勝7敗)
勝利投手 中崎3勝3敗9セーブ
敗戦投手 岡田2勝2敗8セーブ
セーブ投手 遠藤1勝1セーブ
(C)-
(D)-
打点
(C)小園②サンタナ②會澤①
(D)遠藤①京田①福田①
投手
※数字は失点
(C)床田①-菊池保-フランスア-中崎③-遠藤
(D)柳③-又吉①-祖父江-岡田
先発床田は6回を自責点0の好投も9回に中崎が連打を浴びて追いつかれる。
打線は、小園とサンタナが2打点の活躍で序盤からリードを奪う。
土壇場で3点差を追いつかれた延長10回に會澤の適時打で勝ち越して連敗を止める。
10回に登板した遠藤はプロ初セーブを記録。
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2軍から戻ってきて初登板の床田寛樹は、初回にファン・サンタナのエラーで失点を喫したもののその後は要所を抑えて6回無死1塁3塁というピンチも切り抜けて6回1失点という素晴らしい結果を残しました。
昨日の大瀬良大地とは異なり2回に守備で足を引っ張ったお詫びとばかりにサンタナの2点適時打などで序盤からベースとなるリードがあったのが大きかったかと思います。
また、ここに来て打撃の調子が上向いてきた小園海斗が2打点ともはや高卒とは思えない相変わらずの大活躍。
今季限りで退団が濃厚な菊池涼介に代わって来季二遊間を任される可能性が高い二人の活躍は見ていて気持ちの良いものでした。
それだけに9回に中崎翔太の愚行により勝ちを潰されてしまったのは本当に残念です。
これで床田は残りの試合から考えると、プロ入り初の二桁勝利は絶望的な状況。
今季登板20試合で記録したQSは12と、とっくの昔に二桁勝利に到達していても不思議ではない投手ですが、そんな彼の勝ち星はたったの6。
この事実こそ、今季のカープが先発を打線がなかなか援護できずリードしてもそれをリリーフが守りきれないという「たいしたチームではない」ことの証とすら思えます。
それだけに全てをぶち壊した中崎とかいう愚物にたいしては、私も多くのファンと同じようにはらわたが煮えくり返るような思いです。
一方、その中崎の尻拭いとして10回裏を3者凡退で抑えた遠藤淳志は期せずしてプロ初セーブ。
勝ち越したとはいえ満塁の好機を潰して最小限のリードしか奪えていなかった状況だっただけにあの強気の投球は価値あるものとなりました。
そういえば、リリーフには向いていないと言われていた中崎がプロ初セーブを挙げたのもこんな感じの展開の試合だったかと思います。
とはいえ、安易に「中崎と遠藤の役割を交代させるべき」というのもまた違うかと思います。
結局のところ中崎という投手はああいう見ている人間を苛立たせながらも長いスパンで見ると仕事はするタイプ。
そうである以上は、納得行かないファンも多いかと思いますが我慢するしかないでしょう。
これでまた打たれたのならら私も多くのファンと同じく彼に思っきりあの匹夫に石を投げつけるだけの事です。