吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

06/04(金)●「開始10分で試合終了の中…」(カープ2021)

広島東洋カープ5-12東北楽天ゴールデンイーグルス

1回戦(カープ1敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 涌井6勝3敗

敗戦投手 中村祐3敗

 

本塁打

(C)クロン5号①

(E)黒川1号③岡島6号①

 

打点

(C)菊池涼①林①クロン②西川①

(E)島内④黒川③浅村②岡島②小深田①

 

投手

※数字は自責点

(C)中村裕⑤-大道①-中田-中崎③-菊池保

(E)涌井⑤-坂居-ブセニッツ-内間

 

先発、中村祐太は初回に4失点を喫し4回5失点で降板。

打線は11安打を放ちクロンが2打点の活躍も5得点に留まる。

2番手以降のリリーフ陣も大道、中崎が打ち込まれて試合を壊し2連敗。

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前日は40分にも渡る中断がありながら、社会情勢を加味したとは言い難い予備日の少なさゆえに強行されましたが結果はノーゲーム。

改めてNPBによる今季の日程の組み方に問題があったとしか言えませんが、カープにとっては日程消化と共に痛い事態です。

まずは、鈴木誠也菊池涼介がいない間に打線を支えていた松山竜平が上半身のコンディション不良により離脱し、コロナウイルスクラスター発生の影響で3人の先発が抜けたローテーションに辛うじて残っていた床田寛樹もノーゲームながら昨日の酷い投球で遂に2軍降格。

菊池涼介と小園海斗が復帰したとはいえコンディションに不安を抱える鈴木誠也が調整中な打線と、先発ローテーションはおろかそもそもまともな先発投手が皆無な投手陣は更にボロボロになってしまいました。

中堅や若手に奮起という言葉を唱えたところで虚しく聞こえるだけの惨状です。

 

床田に代わって昇格し即先発となった中村祐太は相変わらずの酷さで案の定、初回試合開始10分で事実上試合を終わらせてしまいました。

これで交流戦に入って実に7試合全てで先発のQSはなく、それどころか5イニングを投げ終えた投手もたった2人だけという状況でまるで安仁屋宗八北別府学がコーチを務め焼け野原になった2000年代を彷彿させるような悲惨さ…。

ここまで酷いとチーム内でのコロナクラスター発生だけが原因と言い切って良いかどうかすら分からなくなります。

勿論、3投手の離脱は不幸な事故なのですが…その3人が復帰したとしても現状ではローテーションがまともに6人で回せないのですら以上はそれ以前の問題かと思います。

 

中村祐太がさっさと試合をぶち壊した以上はファンの興味が向くのはノーゲームながらスタメン復帰でいきなり安打を放った小園とプロ入り初の5番に座った林晃太の活躍だけかと思いますが…昨日の活躍が記録に残らなかった事にめげずにどちらも期待に違わぬ活躍を見せてくれました。

いずれも2安打で得点に絡み、松山の離脱の影響で右投手が先発であるにも関わらず起用されて場外ホームラン含む2打点の活躍のケビン・クロンと共に大敗の中で輝きを見せてくれました。

この輝きがどこまで持続するかは分かりませんが、出来るだけ長く見ていたいものです。

もうチーム自体は単純にシーズンには参加しているだけという状況に成り下がったのですから…