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カープと趣味の日記

06/09(水)●「一体何に期待していたのかという疑問」(カープ2021)

福岡ソフトバンクホークス8-4広島東洋カープ

2回戦(カープ1敗1分)

福岡PayPayドーム

 

勝利投手 東浜1勝

敗戦投手 野村4敗

 

本塁打

(C)西川6号②

(H)柳田13号②

 

打点

(C)西川②曾澤①野間①

(H)中村③柳田②今宮①松田②

 

投手

※数字は自責点

(C)野村⑧-菊池保-高橋樹-島内

(H)東浜④-津森-松本

 

先発、野村は序盤から失点すると5回に崩れ4回2/3 8失点でKO。

打線は西川の2ランなどで一時3点差を追いつくも以降は繋がらず4得点。

先発が試合を作れず試合を壊す展開で惨敗を喫し引き分け挟んで4連敗。

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昨日の試合は大瀬良大地が好投を見せて久方ぶりの投手戦と呼べる試合をしたのもつかの間、今日は5回裏に「試合を作れない先発」と「なかなか投手を代えない監督」の「鉄板コンボ」が決まって一気に試合は壊れました。

コロナウイルスの影響により主な先発投手がことごとく不在となったチーム状況にあって先週、二軍から復帰登板を果たして今季の交流戦では初めて「6イニング目までマウンドに立っていた先発投手」となった野村祐輔は、結局は体力・技量・集中力と全ての面で限界を見せつけただけでした。

自己最多の16勝を挙げた頃から6イニング目での降板が多くともすれば「定時退社」と揶揄される投手ではありましたが、ここ数年はまるで退職間際の重役のように「退社時間」が早まっている状況。

監督は二軍行きを示唆しているようですが、現状では少し二軍で投げて一軍で2試合程度投げて打ち込まれては逆戻りという事を繰り返すだけでシーズンを終えるかと思われます。

何度も書きましたが、高額かつ複数年契約を結んだ投手としてはもはや球団史上最悪の失敗と言いきってしまって良いでしょう。

そんな投手を「100球まで何とか…」と無意味な願望で迫って結局は余計に投手を投入する羽目になった監督は相変わらずの滑稽さ…。

 

一方、打線は一時的とはいえ繋がり3点差を4回表に一気に追いつきました。

西川は起死回生の本塁打と見事な活躍でしたが…しかし、その前後の打席を見る限りだとやはり彼にはこの打順は4番や5番と並んで向いていないとしか思えません。

そもそも彼のように勝手気ままにバットを振り回す「フリースインガー」には2番という状況に応じて様々な役割が求められる気の利いた役割は無理でしょう。

気まぐれで気ままな天才肌の彼にはそういう細かい注文に答えられるほどの優秀さはないと思います。

一体、ベンチは彼に何を期待していると言うのでしょうか?

 

対照的な結果を残したものの、野村にしろ西川にしろ共通しているのは彼らが出来る仕事はさほど多くないにも関わらず多くのものをベンチから無意味に期待された挙句さほどの成果が出せないという現状です。

まあ、そういう選手しかいなのが弱小チームの定めな訳ですが…。