19回戦(カープ10勝7敗2分)
勝利投手 松葉3勝3敗
敗戦投手 玉村2勝6敗
セーブ投手 R・マルティネス2敗16セーブ
(C)鈴木誠也25号①
(D)福田5号②木下8号①
打点
(C)鈴木誠①
(D)木下②福田②
投手
※数字は自責点
(C)玉村③-ケムナ-森浦①
(D)松葉①-祖父江-又吉-R・マルティネス
先発玉村は7回に勝ち越し弾を浴びて逆転を許すも3失点で投げ切る好投。
打線は2回裏に鈴木誠也の5試合連続本塁打で先制も以降は拙攻。
最終回に森浦も打たれ打線も見せ場なく連勝が3で止まる。
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いつもは試合終盤で試合を見切って見るのを止めるのが常な私ですが、昨日の嘘のようなサヨナラ勝ちもあったのでビハンドがあっても奇跡を信じて今日は試合を最後まで見ていました。
…というのは大嘘でいつも通りに7回裏ぐらいでネットでの中継を見るのは止めてあとは一球速報でデータだけ見るに留めていました。
それぐらい打線の援護がほとんど無く玉村昇悟に勝利がつかなかった事は大変な失望を覚えたという事です。
玉村は不安定な立ち上がりを坂倉将吾の2度に渡る盗塁阻止で凌ぐと以降は圧倒的な内容とまでは言わないまでも4回まで1安打と比較的安定した投球を見せてくれました。
この段階で何点か追加点があればこのままつつがなく7回まで投げ抜いてくれた可能性は高かったのですが…残念ながらそうはなりませんでした。
QSを果たせず降板した前回登板を経て今日は中盤以降で失点を重ねて逆転を許したとはいえ7回を3失点で投げ抜いたのですから全体的に見れば素晴らしい結果と言えるでしょう。
玉村はこれで、ここ5試合でQS以上を4度重ねたにも関わらず1勝も出来ないばかりか6敗目。
この今季早々に崩壊していた先発ローテーションに現れた若き左腕は本来なら5勝以上していても不思議でない訳ですから本当に残念です。
その玉村の奮闘をまたも台無しにした打線は鈴木誠也が2回裏第一打席に本塁打を放つという昨日のコピーのような形で先制するもそれ以外は全く見せ場がなく勿論、二夜連続の奇跡もありませんでした。
というより安打数は昨日より少ないので余計に酷かったように思えます。
特に俊足を期待されている選手にも関わらず2度に渡る併殺打を放った野間峻祥の酷さは際立っていました。
また、昨日の試合で「覆面パトカー」からリーグの首位打者に昇格した坂倉将吾も4タコと冴えない結果におわりました。
結局、先発が試合を作っている序盤から中盤にかけてしっかりと援護点を取れなければ勝利は危うくなるという基本が出来ていないと勝てる試合も勝てないという当たり前の事を思い知らされます。
奇跡は滅多におきないから奇跡なのであり本来の基本の形が出来ないチームが一度の奇跡で劇的に変わる事もないという事です。