吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

10/02(土)●「あんなに一緒だったのに」(カープ2021)

広島東洋カープ5-9東京ヤクルトスワローズ

21回戦(カープ5勝13敗3分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 高梨4勝1敗

敗戦投手 高橋昴4勝7敗

 

本塁打

(C)西川11号③

(S)山田33号②サンタナ13号③

 

打点

(C)菊池涼②西川③

(S)中村②山田③サンタナ③村上①

 

投手

※数字は自責点

(C)高橋昴⑥-コルニエル②-高橋樹-塹江①

(S)高梨④-星①-田口-石山-スアレス

 

先発高橋昴也は3回までパーフェクト投球も以降は崩れて5回途中6失点でノックアウト。

打線は7回まで散発5安打で1得点のみに留まり8回に一挙4得点も及ばず。

リリーフ陣も打ち込まれて大量失点で惨敗を喫し2連敗でカード負け越し。

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このカードが始まる昨日から広島県を含めて全国的に緊急事態宣言が解除されて、制限付きながら日本の球場の風物詩であるビールと太鼓を使用した応援が戻って来たマツダスタジアム

しかし、肝心の試合の方は先発が試合を作れずリリーフも打ち込まれ打線も追いつかない程度の反撃と散々な内容と結果でカード負け越しとなってしまいました。

 

前回登板時は微妙極まりない内容ながら何とか試合を作って勝ち星をあげた高橋昴也は今日は3回終わってパーフェクト投球と素晴らしい立ち上がりを見せてくれました。

しかし、打順が2巡目に入った直後の4回表にあっさり捕まって先制点を許すと、6回にも打ち込まれて自責点6でノックアウト。

結局のところ、高橋昴也は勝負強い打者が揃った上位チームの強力打線を前にするとまだまだ試合をしっかり作れるレベルの投手ではなく、完全に実力不足という事を示しただけに終わりました。

一方、今季も全くチームに貢献していないくせに何故かベンチにはいる田中広輔を2年ぶりに登録抹消して、これまたもはや何の期待もできない堂林翔太と入れ替えた打線は先制された直後の4回裏に菊池涼介の適時打で1点を挙げますが、昨日同様に後が続かず高梨裕稔の前に5年前に日本シリーズで抑え込まれた時を思い出すような拙攻。

高橋昴也とロベルト・コルニエルが試合を強制終了させた8回裏にその堂林の安打をきっかけに西川龍馬の3ランなどで一挙4得点を挙げる事はできましたが、はっきり言って何の意味もない遅すぎる反撃に過ぎません。

昨日は優勝争いをするモチベーションの高い相手チームの底力を見せつけられましたが、今日は単純に力の差を見せつけられただけでした。

思えば開幕前の下馬評ではオープン戦で最下位に終わっただけにスワローズの下馬評はカープと同じかむしろ下回るものだったのですが…。

今では打線の勝負強さ、先発投手の強靭さ、リリーフ陣の層・質、走塁の上手さ、ベンチワークの巧みさ、フロントの能力とプロ野球チーム同士を比較するうえの全てでカープより1周りも2周りも上を行っています。

たった半年程度で、ここまで圧倒的な差を付けられるとその差は一朝一夕で埋まるものではないでしょう。

それを改めて思い知らされたのですから結果以上に、本当に虚しい気持ちしか残らない試合だったと言えるでしょう。