22回戦(10勝12敗)
勝利投手 鍵谷1勝
敗戦投手 森浦1勝4敗
セーブ投手 大勢1勝1敗30セーブ
(C)マクブルーム15号
(G)-
打点
(C)マクブルーム①磯村①
(G)若林③ウィーラー①
投手
※数字は自責点
(C)玉村③-森浦①-ケムナ-ターリー
(G)山崎伊③-鍵谷-高梨-平内-大勢
先発玉村は初回に3失点も以降は6回まで無失点で抑えて試合を作る。
打線は3回に一時同点に追いつくも以降は沈黙。
2番手森浦が勝ち越され12安打も繋がらない拙攻でカード初戦を落とす。
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どう考えても勝てそうにない展開だったにも関わらず幸運にも連敗を止める事に成功した昨日の試合を受けて東京から本拠地の舞い戻ったカープですが…似たような展開になった今日は試合を落とす事になりました。
先発の玉村昇悟は初回にいきなり3失点を喫して試合をぶち壊しかける酷い立ち上がりでどう考えても3回持たないように見えました。
しかし、いくつかの幸運を味方につけた末に中盤以降は立ち直り以降は無失点で6回を投げ抜いて昨日の野村祐輔に続いて試合を作ってくれたのはここまでの低迷ぶりを考えると評価されるべきでしょう。
もっとも、内容的に見ればさほど優れたものでもなく相手の拙攻に助けれられた部分が多いのでこれをきっかけに昨年の床田寛樹のような躍進を期待するのは無理かもしれません。
打線は玉村が何とか立ち直った間に同点に追いつきましたが、そこまでの話で12安打と全く打てない訳ではないですがとにかくチームとしてのまとまりを欠くような拙攻は相変わらず。
まあ、元来近年のカープは野手に関しては小粒で小利口の利く程度のスケールの小さな選手しか育成出来ていませんのでそれも仕方ないのかもしれません。
とはいえ、昨日の延長戦に続いて、ここぞの場面で犠打を失敗した結果を見るとその「小利口の利いた選手」すら育成できていないようにも思えます…。
本当にこのチームは若手の育成が全く出来ていないという事がこういう危機的な状況に直面して改めて分かるというものです。
その土壇場での犠打に失敗した張本人である今日は1番に座った大盛穂ですが、いきなり3塁打を放って壊れかけた試合の流れを引き戻すなど3安打と全体的に見れば素晴らしい活躍ではありました。
野間峻祥が復帰が未定で秋山翔吾の体調不良が続いている状況では西川龍馬に続いてのチョイスは当面彼になりそうです。。
惜しむらくはこういう飛び抜けた活躍を意外な選手が見せても2番3番が試合に参加しないなど全く活かせないチーム全体の地力の無さでしょうね。