8/27(土)○「選択肢がない」(カープ2022)
23回戦(11勝12敗)
勝利投手 ケムナ4勝
敗戦投手 クロール1勝1敗1セーブ
セーブ投手 栗林1敗25セーブ
(C)坂倉11号①西川9号①矢野2号①
(G)中田16号②
打点
(C)坂倉①西川①矢野①菊池涼①
(G)中田②岡本②
投手
※数字は自責点
(C)遠藤②-松本②-ケムナ-栗林
(G)直江③-鍬原①-高木-今村-クロール①
先発遠藤は4回表に2ランを浴びて一時逆転を許すも7回2失点の好投。
打線は3本の本塁打を放つなど5回までに4得点し8回表に菊池涼介の適時打で勝ち越し。
失点の直後に打線が援護する展開で接戦を制して勝利。
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デイゲームで行われた試合で日本ハムファイターズのコディ・ポンセが2リーグ制で以降は最多となるシーズン5人目のノーヒットノーランを達成というニュースがありました。
今季は本当にノーヒットノーランが多いシーズンで、味方の援護が無く9回パーフェクトだった大野雄大を含めると既に6人。
メジャーリーグでは投高打低の傾向が問題提起がされているようでマウンドを更に後ろを下げるなんて話もあるそうですが…。
また、全く関係ないですがファイターズには6年前にカープとの日本シリーズで活躍したアンソニー・バースという投手もいましたが…かつてセ・リーグで活躍した野手と同姓の投手が印象的な活躍を見せているように思えます。
一方、カープはコロナウイルス陽性で離脱していた菊池涼介と小園海斗が復帰しました。
しかし、全く練習すら出来てない状況ですからさすがに即スタメン起用と言う訳にもいかず今日も二遊間は矢野雅哉と羽月隆太郎で臨む事に…。
もっとも、今週の成績を振り返るとスタメンの中で一番期待できない選手はどう考えても堂林翔太だったでしょう。
何しろ、この3試合で無安打、しかも5三振という酷さではっきり言ってスタメンで起用すべき選手ではありません。
今日も同点に追いついた直後の無死1塁3塁というまとまった追加点の好機で得点にはなりましたが併殺打という結果。
明日には野間峻祥が一軍復帰する話もあるようですが、この選手は改めてスタメンで起用するようなレベルではないという事が分かります。
「やはり野に置け蓮華草」という事です。
しかし、現状のベンチ入りメンバーを眺めても彼以外で起用できそうな選手がそれ以上に酷い打撃の中村健人だけですから選択肢がないと諦めるしかありません。
選択肢がないと言えば、7回2失点と久方ぶりの好投を見せてくれた遠藤敦志の後を受けた継投は結果的には失敗に終わりましたが、登板した松本竜也にしろ、ケムナ誠にしろ、直近の登板での結果と他にまともな投手がいないという状況を鑑みればこの場面で投入したのは間違いとまでは言えずここで試合を託したのは仕方のない事。
やはりこちらも、上記の堂林少なくともいくつも選択肢が用意されている中での選択ではなく、質も層も低いチームの現状と選手の能力をただただ嘆くしかないかと思えます。
そんな攻守の欠陥がところどころにあり、いつ大差をつけられてもおかしくはない展開の試合だったのですが上記の遠藤の好投に加えてまさかの一発攻勢など上手くリカバリーする事が出来たのは何よりです。
まあ、それが2試合連続で続けられるほどのものではないというのが問題でもあるのですが…今日のところは、それは考えない方が良いかもしれません。