24回戦(12勝12敗)
勝利投手 塹江3勝2敗
敗戦投手 今村1勝3敗
セーブ投手 栗林1敗26セーブ
(C)坂倉12号②
(G)ポランコ19号②
打点
(C)堂林③坂倉②
(G)中田①岡本①ポランコ②
投手
※数字は自責点
(C)大道④-島内-塹江-ターリー-森浦-矢崎-栗林
(G)赤星④-今村-鍵谷-デラロサ-平内
先発大道は初回に2失点を喫すると4回にも1発を浴びて4失点で降板。
打線は堂林の3打点の活躍もあり、初回からのビハンドを跳ね返して6得点。
リリーフ陣が無失点で抑えて逃げ切り2連勝でカード勝ち越しを決める。
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コロナ陽性から野間峻祥と矢崎拓也が復帰したほか、体調不良だった秋山翔吾も一軍練習に合流とようやくベストメンバーが揃いつつある状況ですが、さすがにいきなり先発は無理ですので矢野雅也や堂林翔太が引き続きスタメンを務めたこの試合。
最近の試合では印象的な活躍を見せてくれていた矢野はともかく全くお話にならない結果と内容で起用されている理由が「他に選手がいないから」以外に考えられなかった堂林がいずれも大活躍を見せてくれました。
特に堂林や初回からのビハンドを跳ね返す2点適時打を放つと5回裏にも決勝点となる適時2塁打の3打点という結果には驚きです。
主力が帰って来てアピール機会も恐らくこれが最後と言う状況で、思わぬ形で相手のエラーを誘発した矢野と共に苦しい展開での活躍を見せてはくれましたが、限られて機会でどれだけのものを残してくれるか楽しみです。
限られた機会という点では今日の先発を務めた大道温貴も同じはずでしたが、こちらは初回にいきなり連打で2失点すると4回にも同点弾を浴びてここ3試合で先発が何とか試合を作って来た流れを断ち切ってしまいました。
大道に関しては個人的には非常に期待したい投手ではあったのですが、先発ローテーション入りして以降、まともにオープナーとしての活躍すら出来てない現状を考えると残念ながらもはや今季に関してはチャンスが与えられる事は二度とないでしょう。
というより、あってはならないと思います。
これだけ早く先発が降板してしまうとやはり台所事情が苦しいブルペンを総動員せざるを得ないのですが、今日は6人もの投手を投入しながらいずれも無失点で耐え抜いてくれました。
中でも森浦大輔が調子を落として以降未だに確定できない8回裏に復帰した直後で実戦でほとんど投げていないにも関わらず登板した矢崎拓也は無死満塁のピンチを招いてハラハラさせてくれましたが何とか抑えたのには一安心です。
この矢崎の無失点。
勝利に貢献してくれた事は勿論ですが、「森浦にイニング跨ぎさせるべきだった」というトンチンカンな趣旨の事を言っていた解説の達川光男が如何に監督としての資質がないかを示したという点でも痛快ではありました。
それはともかく、とりあえずこれで主力が抜けたにも関わらず今週は3勝3敗にイーブン。
打線も主力が軒並み戻るであろう来週は何とかプラスにして欲しいものです。