オープン戦(2勝2敗)
福岡PayPayドーム
勝利投手 東浜1勝
敗戦投手 九里1敗
セーブ投手 津森1セーブ
(C)-
(H)-
打点
(C)-
(H)今宮①ホーキンス①中村①
投手
※数字は自責点
(C)九里①-長谷部-ケムナ①-コルニエル-森浦-アドゥワ①
(H)東浜-オスナ-笠谷-泉-高橋純-嘉弥真-津森
先発九里は毎回安打を浴びる内容で3回1失点。
打線は4回以降無安打の拙攻で無得点。
ケムナ、アドゥワも失点を喫して惨敗。
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福岡での2連戦2戦目は何となく勝利を収めてしまった昨日と異なり一蹴された形。
とはいえ、結局内容的には昨日とさほど変わらなかったかもしれません。
投手陣に関しては昨日の大瀬良大地と異なり先発の九里亜蓮は立ち上がりから終始不安定な投球でしたが、これについて今はどうこう言う段階ではないでしょう。
その後もリリーフ陣は失点を重ねた事についても打たれたケムナ誠やアドゥワ誠は、やはり失点こそはしなかったものの打ち込まれたロベルト・コルニエルともども開幕一軍の可能性がほぼないレベルの投手に過ぎませんからあまり気にする必要はないでしょう。
それよりも一番の問題はやはり昨日に続いてほとんど得点の予感がしなかった打線の方。
オープン戦ここまであまりに酷い内容と結果のライアン・マクブルームに代わって四番に西川龍馬を据えるという消極的な起用を行いましたが、全く機能しませんでした。
昨年、リリーフ陣始め投手陣がボロボロだったこのチームが上位に進出するには打線がそれを補う爆発が必須である事は言うまでもありませんが…今日の試合も散発4安打で4回以降は何と無安打と言う酷さ。
更にいえば秋山翔吾のポテンヒットが二塁打になった事以外で長打らしい長打すらありません。
昨年、リーグトップの打率を誇りながらさほど破壊力を感じられなかった理由は長打力の低さにあるのですが、それを補う筈のマクブルームとマット・デビットソンが揃って存在感を示せてない…というよりそもそも前にまともな打球すら飛んでない状況です。
今日の試合に関しても得点圏の場面で全くタイミングが合わない三振を繰り返すという無様な内容で、2人揃って放った安打は何と僅かに2安打。
まだオープン戦が始まったばかりとはいえ、これまで多くの助っ人野手に騙され続けていた事を思い起こすと早くも「今季の助っ人ガチャは外れか」と思えてしまいます。
特にこのカードでは4打席連続三振に終わったデビットソンに至っては一体、どんなボールならバットに当てられるのかすら私には分かりませんでした。
坂倉将吾を捕手に専念させるという悪手によってただでさえ威力が落ちた打線でこの状況が続くようではシーズンは絶望的と改めて感じざるを得ません。