8回戦(カープ5勝3敗)
勝利投手 森下1勝1敗
敗戦投手 ピーターズ1勝1敗
(C)-
(S)-
打点
(C)西川①菊池①坂倉②
(S)中村①
投手
※数字は自責点
(C)森下-ターリー-矢崎①
(S)ピーターズ①-大西③-山本
先発森下は初回のピンチを切り抜けると以降は安定して7回無失点の好投。
打線は4回まで無安打の拙攻も7回裏に西川の適時打で先制。
8回裏も集中打で追加点を挙げて逃げ切り2連勝でカード勝ち越し。
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肘の手術の影響で今季出遅れながら5月4日の初登板から全ての試合でQS以上を記録し、前回に至ってはサヨナラ負けを喫したものの9回を投げ抜く好投を見せていた森下暢仁。
既に3連勝していてもおかしくはないぐらいの内容と結果を見せているのですが、そこは貧打のチームの先発投手の悲しいところで、未だに未勝利と残念な状況でした。
今季初の勝利を目指す森下は、プロ入り4年目で初体験となる満員かつ大歓声に包まれた本拠地球場の雰囲気に驚いたのか不安定な立ち上がりを見せたものの以降は安定して7回まで無失点の好投を見せてくれました。
そんな森下を打線は相変わらず援護が出来ません。
防御率1点台と安定感を今月は見せている相手先発ディロン・ピーターズ相手にほとんどチャンスらしいチャンスすらない拙攻。
7回裏にようやく西川龍馬の適時打で先制はしましたが、先発が森下でなければ恐らくは普通に敗戦していた事はまず間違いありません。
それにしても今日の打線で酷いのはその内容と結果以上にそのスタメン。
左腕対策で右打者を並べる必要があった中で西川と森下を除いて全員が30代というまるで敬老会のような面子。
如何にこのチームが若い右打者を全く育てていないという現実を改めて見るようです。
更にいえば、7回裏に上記の通り先制して更に畳みかけたい展開で明らかに期待できない会澤翼に代打も送れなかった事がそれに拍車をかけます。
ピーターズが降板した後の8回裏に相手リリーフ陣を攻めて何とか追加点を得る事はできましたが…上記の経過を見ると残念さばかりが目立ちます。
とはいえとりあえず森下に待望の1勝目が入りました。
この森下の故障を筆頭に無意味に球数を投げさせ続けた忌むべき前任監督による負の遺産の影響が未だに続くカープ。
今日の森下の勝利をきっかけに少しでもそれを払しょくできれば良いのですが…