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カープと趣味の日記

07/09(日)○「何とか見逃して貰えても…」(カープ2023)

中日ドラゴンズ2-3広島東洋カープ

13回戦(カープ7勝6敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 森2勝1敗

敗戦投手 涌井3勝9敗

セーブ投手 矢崎4勝14セーブ

 

本塁打

(C)西川8号③

(D)福田1号①

 

打点

(C)西川③

(D)福田①高橋周①

 

投手

※数字は自責点

(C)森①-栗林-中崎①-島内-矢崎

(D)涌井③-上田-松山-岡野

 

先発、森は初回以外毎回安打を許しながら5回1失点の投球。

打線は3回表に西川の3ランで先制も以降は繋がらず。

終盤に追い上げを受けるもリリーフ陣が踏みとどまって連敗を2で止める。

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昨日、一昨日と攻守で圧倒される展開で惨敗を喫して早々にカード負け越しが決まったカープ

今日は6人いる先発ローテーション投手でもっとも能力でも実績でも大きく劣る投手が投げるとあって残念ですが、カード3タテはもはや試合前から決まったのも同然に見えました。

一応、1勝を挙げているとはいえ未だに一度もQSを達成できていない森翔平で勝利を掴むためには打線が序盤から大量援護を与える事ぐらいしかなかったのですが…これまた残念な事に今週火曜日の試合を除けばここ1週間ほど貧打と拙攻が顕著になっている打線ですからそれも難しいのもまた分かり切った事でした。

案の定、打線は西川の3ランで序盤に先制こそ出来たものの以降は、好機を活かせずあっさり相手先発である涌井秀章にQSを許すと最後まで追加点が挙げられないというイライラする展開。

 

一方、この展開では森に6回は任せられないと早々に継投に入ったものの7回裏に登板した中崎翔太が失点して1点差に迫られ、最終回も1死3塁という場面まで追い詰められるという状況。

最後は矢崎拓也が何とか踏ん張りましたが、どちらかといえばカード勝ち越しで満足した相手打線に「見逃して貰えた」と表現した方が正しいように思えてきます。

ニック・ターリーが不振に陥った事で今日は栗林良吏と中崎を投入する事となりましたが、いずれも安定感に不安がある以上今日のようにどう転ぶか分からない試合が増えていく可能性は高いでしょう。

打線の不振に加えて先発とリリーフ陣にも綻びが見えている以上、オールスターまでの残りの前半戦は厳しい事になりそうです。

 

それにしても、最後まで残っていたターリーがセットアッパー失格となった事で、これで今季の助っ人は全滅というのは大変残念。

同時に、未だに新たな助っ人の補充の話が全くでないのが私には不思議でありません。

下位に低迷しているならともかく曲がりなりにも上位争いをしているのですから、今いる助っ人を一人解雇してでも補強はするべきなのではないでしょうか?

こういう貯金がある程度ある時期だからこそこの球団のフロントの動きは大変不満です。