3回戦(カープ3敗)
東京ドーム
勝利投手 高橋礼2勝
敗戦投手 ハッチ2敗
セーブ投手 大勢4セーブ
(C)-
(G)萩尾2号②
打点
(C)野間①
(G)萩尾②
投手
※数字は自責点
(C)ハッチ②-塹江-益田-中崎
(G)高橋礼①-バルドナード-大勢
先発ハッチは3回裏に逆転2ランを浴びるも6回2失点で試合を作る。
打線は3回表に矢野の三盗から野間の内野ゴロで先制以降は沈黙。
僅か3安打の貧打で最少得点に留まる惨敗でカード3連敗。
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第1戦で4得点、第2戦が2得点だった打線は、今日は更に半減して1得点。
予告された相手先発がホークスから移籍してきた高橋礼と聞いて、打線が打てるイメージをもったファンは私も含めて多くはなかったでしょう。
実際、試合が始まると案の定凡打の山で手も足も出ない展開。
3回表に1死2塁から矢野雅哉が三盗を見せるという奇策で何とか得点をもぎ取る事が出来ましたが、以降は予想通りの沈黙。
最少得点で5連勝と波に乗る相手チームに勝てる筈はなく、何の見せ場も救いもないまま先週に続いて週末3連戦全敗という形に終わりました。
これで開幕からリーグ全球団との対戦は一巡しましたが、本塁打2本に31打点は勿論リーグワーストで最下位という結果。
現状を見る限りチーム状況が上向く要素は皆無でこのまま最下位のまま秋を迎える可能性は濃厚と考えて良いでしょう。
リードを守り抜けない割には同点及びビハンドの時に限っては奮闘する投手陣がいる事もあって僅差での負けが多いようには見えますがそれすら出来なくなるのも時間の問題で、そもそもあまりにも「戦う力がない」という事実は明白です。
先週も言いましたが、打線に関してはもはや選手の入れ替えや打順の組み換えなど小手先の工夫では何の意味もないぐらいの酷さで監督としても我々ファンとしても結局のところ「何かの間違いで打線が繋がってしまう」事を待つしかないでしょう。
勿論、その姿を見られる頃には借金は20以上に膨らんでいるのでしょうが…。
また、先週の3連戦では昨年同じく貧打に苦しんだ相手チームが遮二無二補強を敢行する真摯さを見せつけられたのに対して、今週の3連戦では相手チームとの育成力の差を見せつけられたという事実が残りました。
相手チームが萩尾匡也、佐々木俊輔、門脇誠と中軸を打てる若手選手が躍動しているのに対して、こちらは打率.200を行ったり来たりと明らかに実力不足の田村俊介を「他にこれといった選手がいないから」という理由で仕方なく起用しているだけ。
おまけに二軍も二軍で今週末は新規参入球団であるくふうハヤテにボコボコにされて負け越すという無様な姿を晒している事から分かる通り一軍に上げられる選手は皆無。
編成は勿論、育成においても球団の能力の差が歴然な以上は、挽回する事は不可能でしょう。
昨年の奇跡を受けてファンも選手もそして何より球団も大きな勘違いをしてしまった訳ですが…今季は大変残念な結果となりました。