1回戦(カープ1敗)
みずほPayPayドーム福岡
勝利投手 松本裕1勝
敗戦投手 島内3勝2敗
セーブ投手 オスナ2敗13セーブ
(C)菊池3号①
(H)-
打点
(C)菊池①
(H)今宮①栗原①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良-島内①
(H)モイネロ①-松本裕-オスナ
先発大瀬良は初回に失策絡みで失点も以降は無失点投球を見せ7回1失点の好投
打線は初回に菊池の本塁打で先制も以降は繋がらず1得点に留まる。
8回裏に島内が勝ち越し点を許して惨敗を喫し2連敗。
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今年からまたしても名前が変わり「みずほPayPayドーム福岡」となった福岡ドームでのホークスとの対戦。
どうでもいい話ですがこの球場名だと三井住友グループがスポンサーをしている「SMBC日本シリーズ」を開催する場合はどうするんでしょうかね?
その点、FIFAやIOCなどはスポンサーへの配慮が過剰なほどで以前にサッカーのクラブワールドカップを観戦した時は「コカ・コーラ社製品以外はラベルを外せば持ち込み可」なんて事が書いてあったぐらいですが…。
まあ、そんな事はさておきこの福岡ドームとホークスという組み合わせは交流戦が苦手なカープにとって特に最悪とも言える組み合わせ。
なにしろ過去に日本シリーズも含めてほとんどこの球場でのホークス戦で勝ち越した事がほとんど皆無なのですから正直、1勝でも出来ればノルマ達成と呼んでもいいでしょう。
そして、週末の先発ローテーション投手のレベルを考えればその1勝を取れそうな先発と言えば大瀬良大地ぐらいのものだったのですが、大変残念な結果です。
その大瀬良ですが初回に失点を喫してなおも満塁のピンチを何とか凌ぐという苦しい立ち上がりで球数も30近くを要したにも関わらず最終的には7回を107球で投げ抜いてくれました。
2回以降の投球数は78球ですから驚異的な効率の良さと言えるでしょう。
更に自責点は0で防御率では床田寛樹に代わってリーグトップに立つ事にもなり、ここ数年の低迷が嘘のようにトップフォームをすっかり取り戻した事が伺えます。
いや、円熟味を増した分、かつて最優秀防御率と最多勝の2冠に輝いた2018年をも凌駕しているかもしれません。
返す返すも初回の坂倉将吾の幼稚なエラーが失点に繋がった事が悔やまれます。
一方、打線はやはりというべきかQS率80%超えの好投手リバン・モイネロに初回こそ菊池涼介のまぐれ当たり弾が飛び出た以外は全く手も足も出ず。
そればかりか上記の通り初回にいきなり坂倉のエラーで失点を招くと言う低レベルな守備も披露。
坂倉はこれにより2試合連続で失点に繋がるエラーともなり、この交流戦でははっきり言ってもはや彼にはどのポジションも任せられないですね。
結局のところ、彼は大きなポテンシャルを持っていながら育て方を間違えた選手という事です。
今日は指名打者に羽月隆太郎という奇策が何となく上手くいったように見えますが、指名打者をもう少し上手く活用して欲しいものです。