10回戦(4勝4敗2分)
東京ドーム
勝利投手 島内5勝4敗
敗戦投手 バルドナード1勝3敗9セーブ
セーブ投手 栗林2敗21セーブ
(C)菊池6号①
(G)-
打点
(C)矢野①菊池①
(G)ヘルナンデス①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良-塹江-森浦-島内①-栗林
(G)グリフィン①-バルドナード①
先発大瀬良は3回まで無安打の投球を見せるも7回に打ち込まれ6回1/3を無失点で降板。
打線は矢野の適時打で先制した2回表以降は9回まで走者すら出せない拙攻。
島内が8回裏に打たれ同点に追いつかれるも9回表に菊池の本塁打で勝ち越し接戦を制す。
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「勝ってよかったです。でも、今日はとても見ていて疲れる試合でしたね。」
普段、カープはおろかプロ野球自体にもさほど興味のない同僚を連れて行って試合の感想を聞いたらそんな答えが返ってきました。
私も私でくたびれた顔をしながら
「いつもこのチームの勝ち試合はこんな感じだよ」
と思わず答えてしまいました。
先発を務めた大瀬良大地はここまで29イニング連続無失点の記録を継続中とキャリアハイとも呼べる素晴らしい投球を見せ続けていましたが、今日も3回まで無安打と素晴らしい立ち上がり。
6回まで無失点を重ねて球団史上2位となる連続無失点は35イニングに到達。
とはいえ7回裏に打ち込まれて1死2塁3塁となったところで降板となり、さすがに記録継続は困難かと思えましたが…ここで後を受けた塹江敦哉と森浦大輔が好救援を見せて失点を大瀬良につけず記録は継続される事となりました。
ちなみに球団記録まであと8イニングと迫っているので何とか塗り替えて欲しいものです。
まあ、そんな事よりもこれだけ好投を見せながら勝ち星がなかなか付かない事の方が問題ではあるのでしょうが…。
ちなみに大竹寛による現在の球団記録更新が止まった試合を昔、仙台で見ていたのを思い出しました。
ついでに記録が途絶えた次の登板で打ち込まれて2-23の大差の敗戦となった試合の事も…。
大瀬良が素晴らしい投球を見せてくれているだけに序盤から非常に歯がゆい思いしか浮かばなかったのが打線。
折悪しくも試合前に故障で離脱した末包昇大が肉離れで前半戦絶望となり、ますます期待できる要素が無くなってきました。
今日の試合にしても2回表に二俣翔一の2塁打で作った好機で矢野雅哉が適時打を話すという今日唯一の好機で先制点は挙げられましたがこれで勝利を得るのは虫が良すぎるというもの。
結局、島内颯太郎が2試合連続の失点を喫して追いつかれて大瀬良の勝利を消す事ともなりました。
この島内にしろ昨日の栗林良吏にしろやや疲れが見えているのは明らかですから、このような「野球なんてほとんど見ない人でもあからさまに分かる見ていて疲れる」ような試合を続ける限界を改めて感じます。
そもそも、勝ち越し弾となった菊池涼介にしても狭隘な東京ドームのフェンスギリギリの当たりですし…。